忍者ブログ
玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
[347]  [346]  [345]  [344]  [343]  [341]  [340]  [339]  [338]  [337]  [336
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

目と手がオーバーヒートしたもので、一回休み。
平林寺へ参拝に出掛けた。


平林寺とは、新座市にある臨済宗のお寺。
広い境内には杉・楢・赤松等の樹木が繁り、野火止用水が流れていたり、素敵な武蔵野の風情。
茅葺きの建物と併せて天然記念物に指定されているのだって。
野火止塚や松平家墓所など文化財もあり。
また道場にもなっていて、修行僧の方々が日々研鑽を積まれているそうです。


P2009_0724_141652.JPG


















たまに小雨のぱらつく中、ぼんやりと散策する。
お寺や神社って、空気の流れが清々しい。
自分のなかの風通しもよくなるようだ。



いろいろ。







雑木林エリアに立ち入ったらば、其処此処から、どるるるる…という旧式ぽいモーター音が響いている。
ちょうど作務の時間であったらしく、作務衣にヘルメットや手拭い姿の若い坊さま方が、草刈り機や電気鋸を手に黙々と林間整備をされていた。


日常の生活そのものが行である、とする禅宗。
その穏やかな端正さ、てとても格好よく美しいと思う。
(密教のお護摩とか、あのドラマティックな非日常感も大好きだけど)
(私は宗教に対しては鑑賞者であり、信者にはなれないのだろうな)


平常心是道。
拝観券(300円也)に大きく毛書で印刷されている。
南泉禅師(中国の高僧)の言葉。
禅宗に於ては、日常のありのままの心…惜しい・欲しい・憎い・かわいい等の煩悩そのままが平常心であり、それに徹して(誠実に向き合う、てことかしら)生活してゆくことが道であり、禅の神髄であるのだって。
なるほどぉ。


感じる、思う、ことは仕方がない。さて其れをどうするか。てことなのかしら。
感情を抑制・なかったことにしていると、結局体を壊すもんな。
生きる、生活する、てなかなかに骨が折れて、だからこそ素敵で尊いのでしょう。
 


よい休日でした。



P2009_0724_141254.JPGP2009_0724_141331.JPG


















総門近くの、樹齢500年の高野槙!
樹木大好きな私としては(最近「フェチ」と称してもよいのではないかと思っている)、「いやーん素敵ぃぃ!」と身悶えしたくなってしまいます。
 


P2009_0724_135427.JPG


















平和観音。
凛々しいぜ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]


(Design by 夜井)