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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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ここのところ神獣や妖怪を描くことが多いので、思うこといろいろ…

見えないものをかくからこそ、慎重にありたいと思います。
描ける、わかると思わない。
畏れと敬意を忘れない。
憧れをもって。行者のように…


神仏、土着の神々、神獣、妖怪、鬼、幽霊… 全て位相が異なる。
慎重に。畏敬をもって。
 
妖怪図では、歯を描きません。 口の中は虚無なのです。 体のバランスも歪めます。幽霊は特に。 現世と異界の狭間の存在なので。
 
幽霊図を描く時は、ついその人物の死因や人生、家族構成や家の間取りや庭の有無庭木の種類など考えてしまいます。
 
人が亡くなり、彼岸に渡らずにいること。 簡単には考えられない。
 
幽霊図の仕上げは何だか独特。
入魂という感じではなくて… 何だろう、ある瞬間ふわっと立ち上がって触れられない処へすっと移動するような…
 
「逢魔が時」という言葉にときめきます。 逢瀬と同じ「逢」だからでしょうか。懐かしく愛しい異界のものたちに出あえるのではないかなと。
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あ~あるほどねぇ。
逢魔が時ってファミコンのカセットが昔
あったなぁ・・

ってそんなことはどうでもいいですね。

逢うは会うと違って、想えばそれでいい
と思います。実際に目で見てとかじゃなくて
発想できればそれはもう逢ってるし、
時間もこの世もあの世も異世界も何もかも
飛び越えるような気がします。

見えないから居ないではなく、ただここには
居ないってだけだと思っています僕は。

我々人類が発想できないものは?
それもまたどこかに居るでしょう。

人類以外が発想できればそれはまた存在
するわけで。人類目線だけで物考えたら
狭くなります。
れんたろう 2020/08/10()11:10:19 編集
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
46
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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