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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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先日いただいた酒を携えて友人のお宅にお邪魔した。
(ありがとうございます!すごく美味しかったです!)
どうにも美味しいお食事をいただき、お子たちに癒され、友人と旦那様と語らい…
なんというか、ものすごく安心して元気が湧いた。


今回、展示がふたつ重なったり、ちょいと人間関係でしんどいことがいくつかあったり…時間が足りなかったりあれやこれやでうまく眠れなかったり、いろいろ消耗しておったのですが。
上野の展示にご家族でお越しくださったそうで、絵について熱く語らい…
やっぱり絵、てぇのはよいな、いろいろあるけど描くこと描けることは本当に幸せだよなと改めて思った。
(絵描きはいいよなと言われたら、いいでしょうと答えるしかないのだけど。私はこれしか出来ないからやっているのだけど。でもでもやっぱり大好きなのだ)
(しかし小4のご子息に「なんでまいちゃん賞もらえなかったの?」と聞かれて面食らった)
この晩泊めていただき、久々に熟睡した。


旦那様は夜間学校の先生をされていて…
思春期でありご家庭に問題があったりで痛みを強く感じる生徒さんからの相談をよくお受けになるそうで。
(思春期てぇのは本当に痛い時期だ。その頃に、健康面やら家庭の事情やら「子供」の手には余ることが立ちはだかったら、それこそ「自分は世界に拒絶されている」と感じてしまうだろう。しかしそれが現実なわけで)
そんな悩める少年少女に先生として贈られたという言葉に、感銘を受けた。


現実が、良くも悪くも自分の思う通りに運ぶとは思わない方がいい。
絶望するのは思い上がりだ。


(野生動物は絶望せんだろうな。生き抜くために、そんなことをしている暇はない)
(それでも本当に、打ちのめされてしまうような現実がこの世にはあるのだけど、それでも)
(この日、千駄木に出品した、咲く直前の桜の枝の絵(「咲いてやるぜ!」という熱気を描きたかった)を持って伺ったのだけど…
「これを先日「絶望」していた生徒に見せたかった」と言っていただいて心底嬉しかった)
(うん。アートは人を元気にするために在るんだよ!そうありたい)
(それと「現実」との折り合いをつけるのが、アーティストの気概なのだろう)


あと、毎回思うのだけど。
「普通で真っ当」なご家庭、てぇのは本当にすごい作品だ。
「普通で真っ当」て本当にすごい。
私も普通で真っ当な絵を描きたい。


よしよし。大丈夫。頑張ろう。
弱っている暇はない。
私には友達がいるし、作品を楽しみにしてくださる方もいる。
(素晴らしいじゃないか!)
大丈夫。
とにかく前へ進むのだ。
生きることだ。
描くことだ。




(しかし最近たまに、ふと、思うのだけど。生きるのって疲れるな。私はあとどれくらい生きるのだろう)
(や、これもきっと、思い上がりだ)
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プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
46
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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