嬉しかったこと

先日、展示会場にて嬉しかったこと。


手を繋いだ高齢のご婦人と四五才くらいのお子が、真顔で龍虎図に見入って下さっていたので、「天を象徴する龍と地の虎が、対峙・拮抗することで世界が生まれ保たれてゆく、というイメージなんです」てな意味のことを解説。
そしたらお子が、「ドラゴンと虎ならドラゴンが勝つよ」
私「この虎すっげー強いから負けないよ」
子「どっちか負けたらどうなるの」
私「そしたら世界が終わっちゃうけど、龍も虎もすっげー強いから大丈夫。決着はつかないよ」
子「でもそのうちに死ぬよ」
私「龍も虎も神様だから死なないよ。永遠に闘い続けるんだよ！」
お子は、目を見開いて恐怖の表情で固まった。
これは、嬉しい！


また別の高齢のご婦人が…この方は浅草生まれ深川育ち旦那様は鳶職という「これがチャキチャキというものか！」てな方で…龍虎図を気に入ってくださり、閉場するまで約二時間、その男前な人生を語ってくださったり。
(あまりに男前で感動したです)


私の中の龍虎が、活力・栄養をいただき少し育ったような心地がします。
アートは人を元気にするためにある！
プラスの力のキャッチボールをしたいから、プラスの波動を発信したいなぁ。
(同時に、すべてを受け止め「大丈夫」と笑って頷くような絵も描きたい)


龍虎図、また描こう(^-^)