玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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ふと思った。
なんて細かい絵なんだろう。気が狂いそうだ。
こんなん描くなんて、まったく正気じゃない。
--約1.3M角に丸ペンで枝を描いている。
今までの最高値と比べて、サイズも精度も倍以上である。
描きはじめてから1年と少し経つ。
今はじめて思った。
今更思った。
その瞬間見失った。
私はどこに立っているのか。
どちらに進んでいるのか。進むべきなのか。
そもそも進んでいるのか立っているのかどこに居るのか。
ぐらぐらした。
足幅を広く取り踏張ろうとしたが、上げた片足をどこに下ろしたものかわからない。
目眩動悸がし汗をかいた。
いかんいかんいかん。
妙な淵を覗いてしまった。
ひとまず絵から離れよう。
目を背けながら紙を張って隠した。
隠すと余計に気になるものだ。
離れられず。
外の木立が目に入るのも恐ろしく。
カーテンを閉め、絵の前に蹲って息を潜めて一日を終える。
蹲りながら、私は私でいることに疲れた、しんどい、と思った。
翌日も蹲り、夕方これではいかんと立ち上がり。
帽子を目深に被り足元を見詰めながら近所の図書館へ。
読みやすげな本を借りる。
帰宅し料理をし、飲みつつ食いつつ読書。
よしよし大丈夫大丈夫。
酒も煮豆もうまいし、本は面白い。
(夢枕獏「陰陽師 付喪神ノ巻」、町田康・いしいしんじ「人生を歩け!」)
私は生きることを欲している。
狂ってはいない。
ただ少し疲労しただけだ。
その夜絵に張った紙を剥がした。
まだ正視は出来ないが。
外に出て、モデルの木に会いに行く。
幹に抱きつき口付ける。
背の髄が焼けるような歓喜。
好きだ。好きだ。好き好き好き。
明けて昨日、制作再開。
大丈夫。
私はまだ正気。
(己に言い聞かす)
なんて細かい絵なんだろう。気が狂いそうだ。
こんなん描くなんて、まったく正気じゃない。
--約1.3M角に丸ペンで枝を描いている。
今までの最高値と比べて、サイズも精度も倍以上である。
描きはじめてから1年と少し経つ。
今はじめて思った。
今更思った。
その瞬間見失った。
私はどこに立っているのか。
どちらに進んでいるのか。進むべきなのか。
そもそも進んでいるのか立っているのかどこに居るのか。
ぐらぐらした。
足幅を広く取り踏張ろうとしたが、上げた片足をどこに下ろしたものかわからない。
目眩動悸がし汗をかいた。
いかんいかんいかん。
妙な淵を覗いてしまった。
ひとまず絵から離れよう。
目を背けながら紙を張って隠した。
隠すと余計に気になるものだ。
離れられず。
外の木立が目に入るのも恐ろしく。
カーテンを閉め、絵の前に蹲って息を潜めて一日を終える。
蹲りながら、私は私でいることに疲れた、しんどい、と思った。
翌日も蹲り、夕方これではいかんと立ち上がり。
帽子を目深に被り足元を見詰めながら近所の図書館へ。
読みやすげな本を借りる。
帰宅し料理をし、飲みつつ食いつつ読書。
よしよし大丈夫大丈夫。
酒も煮豆もうまいし、本は面白い。
(夢枕獏「陰陽師 付喪神ノ巻」、町田康・いしいしんじ「人生を歩け!」)
私は生きることを欲している。
狂ってはいない。
ただ少し疲労しただけだ。
その夜絵に張った紙を剥がした。
まだ正視は出来ないが。
外に出て、モデルの木に会いに行く。
幹に抱きつき口付ける。
背の髄が焼けるような歓喜。
好きだ。好きだ。好き好き好き。
明けて昨日、制作再開。
大丈夫。
私はまだ正気。
(己に言い聞かす)
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昨日は制作を休み、だらだらと無為に過ごした。
心身がだいぶ疲労していることに気付いた。
疲労と冷えと、ストレスもあるなと。
家庭内のごたごたがだいぶストレスになっているなと。
自覚したら、少し調子がよくなった。
もっと強く、大きくならねば。
安心していたら、今朝方また神経痛で目が覚めた。
根性で寝直す。
来てみろ神経痛。
全然平気だもんね。その証拠に寝ちゃうもんね。
…勝った。
二度寝から覚めたらだいぶ楽になっていた。
今、大きな低気圧が来ているのだとか…
そのせいもあるかも知れない。
台風とか満月とか、気象気圧の変化に弱い質である。
もっと究めて、天気予報が出来るよになったら格好いいな。
裏ぶれて凄味のある浪人者が一膳飯屋で茶碗酒食らいながら「ひと雨来るな。古傷が疼きやがる」とか、目茶苦茶格好えぇ…!!思うのだ。
…とりあえず、体を冷やさないよう注意しよう。
それにはこの隙間風をどぉにかせんと…
しかしこの家の建て付けは壊滅的で、既に何処を塞げばよい、というレベルでなく…
大変に面倒くさい。
とりあえず酒飲んで暖まろ。
心身がだいぶ疲労していることに気付いた。
疲労と冷えと、ストレスもあるなと。
家庭内のごたごたがだいぶストレスになっているなと。
自覚したら、少し調子がよくなった。
もっと強く、大きくならねば。
安心していたら、今朝方また神経痛で目が覚めた。
根性で寝直す。
来てみろ神経痛。
全然平気だもんね。その証拠に寝ちゃうもんね。
…勝った。
二度寝から覚めたらだいぶ楽になっていた。
今、大きな低気圧が来ているのだとか…
そのせいもあるかも知れない。
台風とか満月とか、気象気圧の変化に弱い質である。
もっと究めて、天気予報が出来るよになったら格好いいな。
裏ぶれて凄味のある浪人者が一膳飯屋で茶碗酒食らいながら「ひと雨来るな。古傷が疼きやがる」とか、目茶苦茶格好えぇ…!!思うのだ。
…とりあえず、体を冷やさないよう注意しよう。
それにはこの隙間風をどぉにかせんと…
しかしこの家の建て付けは壊滅的で、既に何処を塞げばよい、というレベルでなく…
大変に面倒くさい。
とりあえず酒飲んで暖まろ。
このとこ顔面の調子が悪い。
軽く腫れ湿疹が浮き細かく皮が剥け赤く痛痒く水も風もしみる。
外出するな、籠もって制作を続けろ、てことなのだろう。
いくつかの気になる展覧会、お誘い頂いた酒イベント、北斎展も、諦めよう。
目が覚めたら、背骨肋骨噛み合わせがひどく痛む。
本気で痛ぇ…
神経痛か。
手も痺れる。
今日は休め、てことだろか。
時折、電化製品の中から微かな高音の音階が聞こえる。
人の話し声が堪え難いノイズに聞こえる。
聴覚の域がずれているのか?
己の内に潜り込め、とのことなのだろう。
絵の神様の言う通り、だ。
(いっそ完全にずれてしまえば、と思ったり思わなかったり)
軽く腫れ湿疹が浮き細かく皮が剥け赤く痛痒く水も風もしみる。
外出するな、籠もって制作を続けろ、てことなのだろう。
いくつかの気になる展覧会、お誘い頂いた酒イベント、北斎展も、諦めよう。
目が覚めたら、背骨肋骨噛み合わせがひどく痛む。
本気で痛ぇ…
神経痛か。
手も痺れる。
今日は休め、てことだろか。
時折、電化製品の中から微かな高音の音階が聞こえる。
人の話し声が堪え難いノイズに聞こえる。
聴覚の域がずれているのか?
己の内に潜り込め、とのことなのだろう。
絵の神様の言う通り、だ。
(いっそ完全にずれてしまえば、と思ったり思わなかったり)
描きながら枝酔いした。
(そぉいや高校の頃石膏デッサンしてて巻き毛酔いしたっけか)
生暖かいものがこみ上げ、堪えたら鼻に流れた。
零れなくて本当によかった。
胃酸はえらいこと鼻にしみる。
吐き気が治まらず横になったら眠ってしまい、夕方が夜になっていて驚いた。
眠ると冷える。
賢司の
(うとうとするとひやりとくる)
とはこれか??
(そぉいや高校の頃石膏デッサンしてて巻き毛酔いしたっけか)
生暖かいものがこみ上げ、堪えたら鼻に流れた。
零れなくて本当によかった。
胃酸はえらいこと鼻にしみる。
吐き気が治まらず横になったら眠ってしまい、夕方が夜になっていて驚いた。
眠ると冷える。
賢司の
(うとうとするとひやりとくる)
とはこれか??
くるおしい。
絵が息をしはじめた。
愛しくてくるおしい。
この絵を描くために生まれてきたのだ。絶対。
(安心油断絶対厳禁)
絵が息をしはじめた。
愛しくてくるおしい。
この絵を描くために生まれてきたのだ。絶対。
(安心油断絶対厳禁)
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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