無題

…ぜぃぜぃ。

大まかに、略歴と作品をアップしてみたよ。

もう少し、頑張ろう。

…ぜぃぜぃ。

やや。

サイトが消失していますね…

もともとサイトは、知り合いのご親切な方に全く甘えきる形で運営していただいておりまして…
本当に、今までどうもありがとうございましたm(__)m　
心より感謝、御礼申し上げます。


作品も季節も変わってきたことだし、ここはひとつ自力でサイトを…！などと意気込んではみたものの、本気で全くなにをどうしてよいのかわからなくて。
(無料レンタルの「これでもかってくらい素人でも出来ます」的なサービスを利用しても皆目わからず…先生、何がわからないのかわかりません！(挙手)
自分の頭の悪さにびっくり。


どうしたものか…
そうだ、このブログを暫定的に拡大しちゃおうかしら。

風流絶佳展終了

お越しくださった方、本当にありがとうございましたm(__)m
DMを発送した当時最高潮に弱っていて人混みが恐ろしく、土日に在廊出来なくてごめんなさいm(__)m
お会い出来た方、「行ったよ」とご連絡をくださった方、ご記帳くださった方…
素敵なパワーをいただきました。ありがとうございます。


今回展示が二つ重なってしまい…
精神的に情報過多であわあわしちまい。
いろいろと粗相や失礼があったに違いない…心中で平伏しておくです。
(日頃、心のお山で木や草とばかり対話をしているもので人里は刺激が強く、ろくに眠れなくなっちまい、朦朧としておりまして…)
(搬出を終えたら安心したようで、いくらか眠れるようになりました)


展示には、立体、染色、版画、手芸の方々が参加されていて…
そういや日頃、平面以外の作品を鑑賞する機会があまりなかったなと。
勉強になりました。
愉快でした。


また、今回感じたこと。
私は現在、可能性の他には殆どなにも持っていない。
しかし可能性ならばある。ここからだ。
(自分はなんて下手なんだろう力が足りないのだろう、とは日々感じでいるのだけど、才能がない、と感じたことは一度もない。
…思い込みも才能のうち、てことでひとつ。(や、あのね、「そのことに対して死ぬ気で努力出来るか否か」てのが才能だと思うのですよ)
そして、そろそろ一旦、制作に於ける試行錯誤の時期は終わりで…
今後は、自分がなにを目指すか、どう見せるか…そのあたりを探ってゆくべきであるのかも知れない。


そろそろまた、心のお山に登りはじめよう。
次の挑戦への準備をはじめよう。
時間がない。


一夜明けて漸く大きな絵を収納し、約１週間降りに雨戸を開け、部屋を片付け。
(あわあわしていた頃になくした眼鏡のレンズ片方がまだ出てこないよどうしよう…)
また、金魚を飼おうと思う。
次のモデルさん。
名前はもう決めてある。ふふ。


しかしまぁその前に、よく眠ろう。
心を着地させて、心身の機能を回復させよう。

だいぶ頭が、

落ち着いてきた。
上野の森美術館大賞展のこと。


なんだかすごかった。
100点以上の出品作(1386点の応募の中から260点が選ばれ、前期後期に分けて展示されたらしい)の殆どが最大サイズの100号で…
殆どの作品から「ここ一番勝負！」的な気迫、プラスのパワーが感じられ…
こんなにたくさんのすごい作品、すごい描き手が存在しているのだな、と心底嬉しくなった。


自分の作品に対して幾分冷静に見ることが出来、課題が見え。
次はもっと描こう、こんな角度で努力してゆこう、と見えてきた。
勉強になった。


また、見てくださった方に、私が絵に込めたものが伝わっているな、意図していた以上にばれているな、と感じる場面があり。
ますます気を引き締めて全身全霊で描いてゆこう！と改めて気合が入った。
本当、誤魔化しちゃいかん。甘えちゃいかん。


期間中、祖母と叔母、叔父、従姉が見に来てくれた。
出品作は、祖母の家に間借りしながら描いたのだけど…
制作中に祖母に認知症がはじまり、その世話と制作を並行し…
なんだか次々いろいろこれでもかと問題が持ち上がり、自分が内に仕舞い込んでいた問題も立ち上がってきたり…
本当に、パンドラの箱をひっくり返したようなワイルドな日々だったなぁと。
それももう過ぎたことなのだなぁと。
祖母も一段階落ち着いた様子で穏やかになっていて(不安な時期を抜けて恍惚に一歩近づいたのだろう)、私の絵を喜んでくれていた。
心底嬉しい。


あの制作は、徹底的な自己との対話でもあり。
なかなかに骨の折れる作業であったけど、これから描き続けてゆく為には避けて通れないことで…
そう。すべては過ぎたことなのだ。
すべては過去に流れ去り、現在にはこの作品が残ったわけだ。
素敵じゃないか。


(そういえば、本気で絵の道を志そうと決めた7年ほど前、なにかの折りにこの賞の募集要項を見掛け、いつか出品したいなと思っていたのだった)


…まぁ、やっと、今、ここからだ。
やっと最近、自分にとっての絵とは、表現したいこと、表現者として発信したいこと…が見えてきた。
(時間が長くかかったかも知れないが、この時間には意味があったと信じる)
ここから改めて始めよう。
とにかく描こう。
次はもっと描こう。


…まぁしばらくはバイトと体力作りだな。
(制作中の不摂生に耐えられる体を！)
あといいかげん絵を収納しなきゃ。
(まだ怖くて触れんよぅ。雨戸開けられないよぅ)

龍

近所を歩いたら、空一杯に、透明の大きなうねりが何度も見えた。
それは激しく悠々と、縦横無尽に空を駆け…龍のように見えて、私にちょっとした恍惚感とプラスの衝動を与えてくれる。
制作のモチベーションが高まった時によく見える。


寝床にて目を閉じると、瞼の裏を龍が暴れ回っている。
制作の前に精神統一をすると、見えることがよくある。
見えた時に取り組んでいた絵は仕上げることが出来、見えなかった絵は失敗する。いつも。
携帯の着信音のように、制作に纏わるコンディションのお知らせ画面が龍に設定されているのだろう。


あぁぁ。
早く描きたいな。
描きたいな。描きたいな。


描く手を止めると、心と体の機能が乱れ、滞る。
早く描かねば。
描きたい。
描くべきだ。


描かずにいたら、きっと、龍に喰い殺される。