玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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深巳琳子「沈夫人の料理人」を読んで具合が悪くなる。
料理人に感情移入してるからだなきっと。
…ほら、こう、其処でしか生き延びるすべがない場合、自衛本能から隷属してしまうのだよ…
ぐぇぇぇぇ。
(煮詰まってるな私)
(平常心で読んだらきっとすごく面白いんだろな)
料理人に感情移入してるからだなきっと。
…ほら、こう、其処でしか生き延びるすべがない場合、自衛本能から隷属してしまうのだよ…
ぐぇぇぇぇ。
(煮詰まってるな私)
(平常心で読んだらきっとすごく面白いんだろな)
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描けるだろうか描けるだろうか描けるだろうか描けるだろうか
描くしかない描くしかない描くしかない描くしかない
なんとしてでも描き上げてやる
私なら出来る
描くしかない描くしかない描くしかない描くしかない
なんとしてでも描き上げてやる
私なら出来る
面白ぇ…!
近所で花見をした。
缶ビールを手に一人茫然と花を見た。
昨年までほど恐くなかった。
昨年、一昨年と、この時期は「光へ」の制作中で…
身も心も桜の枝になりきっていたため、花を見ていると、自分の手の骨や頭蓋骨が膨れひび割れ砕けて咲いてしまうような、花の芯のひとつひとつが目になって自分を凝視しているような…
もの狂おしく、きゃぁぁぁ助けてぇぇぇ!てな心持ちだったのだ。
今年思ったのは…
木の真下に立って見上げると、花は驚くほど整然と均一に散らばっている。
あれほどランダムに好き放題に伸びているように見えるのに、実は無駄なく機能的なのだなぁ。
枝は木が生き延びるために光や水を集めるシステムなわけで、当たり前といえば当たり前なのだけど、こういう自然の無駄の無さ、て本当に美しいなぁぁ。
開花前の幹・枝のあの壮絶さ。ごうごうとたぎり吹き上げる樹液を内包したような…
しかしいざ咲くとたった数日で惜し気もなく散り、また黙々と次への準備をはじめる。
まぁしかし、開花は一大セックスアピール!なわけで、ついつい見ている私としてはそこをハイライトと捉えてしまうのだけど、桜としてはただ生き延びるために必要なことを淡々とこなしているわけで…
それゆえの壮絶さ。
ただ、在ること。生きていること。その物凄さ。
…鑑賞、てのは本当に、自分を見る作業ですやね。
やぁしかし、桜って、悪夢みたいに綺麗だな。
缶ビールを手に一人茫然と花を見た。
昨年までほど恐くなかった。
昨年、一昨年と、この時期は「光へ」の制作中で…
身も心も桜の枝になりきっていたため、花を見ていると、自分の手の骨や頭蓋骨が膨れひび割れ砕けて咲いてしまうような、花の芯のひとつひとつが目になって自分を凝視しているような…
もの狂おしく、きゃぁぁぁ助けてぇぇぇ!てな心持ちだったのだ。
今年思ったのは…
木の真下に立って見上げると、花は驚くほど整然と均一に散らばっている。
あれほどランダムに好き放題に伸びているように見えるのに、実は無駄なく機能的なのだなぁ。
枝は木が生き延びるために光や水を集めるシステムなわけで、当たり前といえば当たり前なのだけど、こういう自然の無駄の無さ、て本当に美しいなぁぁ。
開花前の幹・枝のあの壮絶さ。ごうごうとたぎり吹き上げる樹液を内包したような…
しかしいざ咲くとたった数日で惜し気もなく散り、また黙々と次への準備をはじめる。
まぁしかし、開花は一大セックスアピール!なわけで、ついつい見ている私としてはそこをハイライトと捉えてしまうのだけど、桜としてはただ生き延びるために必要なことを淡々とこなしているわけで…
それゆえの壮絶さ。
ただ、在ること。生きていること。その物凄さ。
…鑑賞、てのは本当に、自分を見る作業ですやね。
やぁしかし、桜って、悪夢みたいに綺麗だな。
描いていたら、不意に右肩がバキッと鳴った。
なかなか大きな音だった。
その後腕が重くなり、痺れて冷たくなるのを感じた。
ペンを持てなくなったので散歩に出た。
歩きながら肩を回すと、パキッという音がして…
腕に感覚が戻ってきた。
どうやら外れていたようだ。
感覚が戻るにつれて、肩から腕全体が鈍く痛みはじめ…
しかし今、描くべき線ははっきり見えているし、仕上げも近いし、どうしても描きたくて仕方なく。
痛覚遮断をやってみた。
(思い切りテンションが上がると痛覚が鈍くなり、少しの怪我は感じなくなるのだ。まだ意識的にやったことはない)
痛覚のスイッチをオフにするイメージを頭に描き、制作に集中する。
すると、鈍痛が疼痛に変わり、ただの痒みに変わり…
熱を感じるのみになった。
よしよし。
これで描けるぞ。
時折口が勝手に「痛い」「痛いよぅ」と泣き声を出すのだけれど、無視して制作を続けた。
しばらくすると、急に口が何も言わなくなり…
(制作中は常に何かしらの独り言が口から出ているのだけど)
なんだろう、なんというか、どこかから冷たい恨みがましい目で見据えられているような、背筋が冷えるような感覚がして。
落ち着かないので気分転換をしようと洗濯物の取り込みをはじめたところ…
不意に左足が勝手に動き、窓枠に膝蹴りを入れた。
とんでもなく痛かった。
左膝は、瘤のようになって変色し、脈打つように痛んでいる。
私は私を怒らせてしまったようだ。
痛覚遮断は、意識的に行なってはいけないのだろう。
調子に乗り過ぎてしまった。
観念してペンを置き、三角巾で腕を吊る。
制作は仕舞にして飲酒をしつつ、自分に詫びる。
ごめん。悪かった。反省してる。どうか許して。また描かせて…?
…ふと思う。
私は何処に向っているのだろう。
山菜採りに夢中になって山の奥に迷い込むように、だいぶはぐれているのだろうか。
しかしどうせもう帰り道はわからないし。
進めるところまで進んでみよう。
とにかくとにかく、描くことだ!仕上げることだ!
…鬼の集会に遭えるかも知れないしな。
なかなか大きな音だった。
その後腕が重くなり、痺れて冷たくなるのを感じた。
ペンを持てなくなったので散歩に出た。
歩きながら肩を回すと、パキッという音がして…
腕に感覚が戻ってきた。
どうやら外れていたようだ。
感覚が戻るにつれて、肩から腕全体が鈍く痛みはじめ…
しかし今、描くべき線ははっきり見えているし、仕上げも近いし、どうしても描きたくて仕方なく。
痛覚遮断をやってみた。
(思い切りテンションが上がると痛覚が鈍くなり、少しの怪我は感じなくなるのだ。まだ意識的にやったことはない)
痛覚のスイッチをオフにするイメージを頭に描き、制作に集中する。
すると、鈍痛が疼痛に変わり、ただの痒みに変わり…
熱を感じるのみになった。
よしよし。
これで描けるぞ。
時折口が勝手に「痛い」「痛いよぅ」と泣き声を出すのだけれど、無視して制作を続けた。
しばらくすると、急に口が何も言わなくなり…
(制作中は常に何かしらの独り言が口から出ているのだけど)
なんだろう、なんというか、どこかから冷たい恨みがましい目で見据えられているような、背筋が冷えるような感覚がして。
落ち着かないので気分転換をしようと洗濯物の取り込みをはじめたところ…
不意に左足が勝手に動き、窓枠に膝蹴りを入れた。
とんでもなく痛かった。
左膝は、瘤のようになって変色し、脈打つように痛んでいる。
私は私を怒らせてしまったようだ。
痛覚遮断は、意識的に行なってはいけないのだろう。
調子に乗り過ぎてしまった。
観念してペンを置き、三角巾で腕を吊る。
制作は仕舞にして飲酒をしつつ、自分に詫びる。
ごめん。悪かった。反省してる。どうか許して。また描かせて…?
…ふと思う。
私は何処に向っているのだろう。
山菜採りに夢中になって山の奥に迷い込むように、だいぶはぐれているのだろうか。
しかしどうせもう帰り道はわからないし。
進めるところまで進んでみよう。
とにかくとにかく、描くことだ!仕上げることだ!
…鬼の集会に遭えるかも知れないしな。
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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