ぐずぐずぐるぐる

季節の変わり目はよろしくないね。
なんだか体調が低空飛行です。
体力が足りないと気圧に負けてしまい。
面白いように目が回るよ！面白い！
地球に振り落とされそうだわ～ヽ(´ー`)/
無駄に夢心地な今日この頃。


「夢幾夜」、下に載せました。
そういやしばらく、鮮やかな夢を見なかった。
しばらく小品ばかり描いていたので…
小品の制作は、出発点と帰着点をある程度予想出来るというか。
一・二泊の安全な小旅行といった感じで。
しかし10号前後になると、「まじで？大丈夫私？仕上がるの！？」というスリルがねぇ。
心身が限界に近付くと、脳髄が遊ぶのかしら。愉快な夢を見るようです。
ストレス解消の一人遊びなのかも知れません。


現在取り組んでいるのは、M12号の雷雲龍。
大気・気象のパワーを描きたいなぁ。

空について

数日前のこと。
一丁リラックスしてやるか！と缶ビール片手に近所の公園へ。
この公園は高台にあるため空がたくさん見えるのです。
(所沢の市街も見渡せます。「膨れてしまう」の背景は此処)





この日は空がなんだか凄くて。
素敵な贈物をいただいたような心地。





ああ。よいなぁ描きたいなぁ。
空を見ていると「やっぱりどうしたって神様の造形には適わない」と打ちのめされる。
この感覚は心地よい。
では絵描きには何が出来るのか？
今のこの感情…畏れと敬意、「でも描きたい！」という意志を描くことではないかしら。
…などどゆるゆる思い巡らせ空見酒。


見る見る変わってゆくのだものな。
神様気前がいいねぇ(^-^)


その後に出現した、龍に似た雲。






左へゆっくり移動して一旦崩れ、少し上方で再度龍に似た形を作った後、斜め上に散ってゆきました。
なんだか龍の制作中に、「ご褒美」をもらったような心地がしたよ。
「後で寄ってくださいね」て胸中で手を振っておきました。
（龍の成分は自然のパワー＋人の心・願いだと思うのです。
ことによるとそれは其処此処に居るのかも知れません）


この世はこんなに美しくて面白いのだから。
小さなことに囚われていてはいけませんね。
自分は小さく、だから可能性と伸び代は膨大にあるわけです。うふふ。

よぉぉし。地道に楽しく頑張ろう！

三峯神社

秩父・三峯神社に詣でてきたよ。




秩父神社・宝登山神社と並んで秩父三社のひとつ。
西武秩父駅からバスで一時間と十五分ほど。
古くは修験の道場でもあったらしい。
社の東方に雲取山・白岩山・妙法嶽が美しく連なることからの命名なのだそうだけど、この日は霧に煙っておりました。





ご祭神は伊弉諾尊（イザナギノミコト）と伊弉册尊（イザナミノミコト）。
日本武尊（ヤマトタケルノミコト）が開祖とされ、お使いは狼なのだって。








拝殿と随身門と神楽堂。


   


ご神木。
参拝した後、三回深呼吸してから幹に触れると、良い気をいただけるのだとか。
ちょうど手を触れるあたり、すり減ってました。
一体どれほどの人々の思い・願いが此処に触れたのかしら…






 


狛犬が狼なのです。かわいいのです。





日本武尊像。
ハイタッチしたい。





遥拝殿より。
霧の向こうには、妙法ヶ岳山頂の奥社が…









霧が段々濃くなります。
三枚目は、県指定天然記念物の三峰モミ。
下に居たらぽたぽたと滴が降ってきて…
雨かと思ったけれど、どうやら木が蓄えた水分であったみたい。


ひんやりとした霧の手に頬を撫でられ、懐に抱かれるような時間でした。
「無理して見ることないのよ。白黒つけなくてもいいのよ」と言われるような、優しい時間。
日頃「見る！とらえる！」てばかり考えておるからなぁ。

（後でちょい続きます）
 

秩父にて

三峯神社は霧に煙ってました。
目の前に霧が見える。
頬に感じる。
二十メートルほど先は白く霞む。
自分自身の輪郭も曖昧になるようで気分がよいな。


境内の片隅の小さな祠の無彩色の鳳凰と龍がえらいこと格好よかった！
…ここしばらく私は「自分」にとらわれ傲慢であったかもしれないな、などと。
絵は私にとって「私が描く！」よりも「幸せなことに描かせていただいている」ような感覚のもので。
(誰に、ではなくて「絵」そのものに)
敬意や畏れを忘れてはいかんよなぁと。


白紙に戻す。リセットする。
その「白」の中身は決して空虚ではないわけで。
重ねた時間の分だけ内容のある「白」を持てたらよいよな。
「白」を恐れてはいかんよな。などと。


…鳥居の近くの土産物屋のベランダにてカップ酒飲みつつ書いた文。
近いうちに写真入れます～(^^)

小休止

三夜連続で夢を見た。
その中で私は死者だった。
「死者」として存在していた。
そして、「もう頑張らなくてもいいんだ。生きてなければ描けなくても苦しくないんだ」とにこにこしていた。


…いかんいかん！！


現実には「死者枠」なんてないからね私！
ちょいと自分を追い込み過ぎたようです。
(追い込むの、大好きだから(^^;)


少し休もう。
六根清浄して自分と仲直りしなくては。
秩父・三峯神社に詣でてきます！


(夢見が悪いから方違え、てこういうことなのかなぁ）