忍者ブログ
玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
[59]  [60]  [61]  [62]  [63]  [64]  [65]  [66]  [67]  [68]  [69
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

一晩中、罠を仕掛けて狐と河童をつかまえようとする夢を見てしまったよ…
PR


覚え書き。


二日間で回った所。
一日目
遠野市立博物館~伝承園~カッパ淵~デンデラ野~ダンノハナ~佐々木喜善の生家~山口の水車~サムトの婆の碑~太郎河童の淵
二日目
とおの物語の館~五百羅漢~愛宕神社~続石~南部曲り家千葉家~遠野市立博物館

貸し自転車の利用時間が、二日合わせて十三時間ほど。足がぱつぱつに(^_^;
山道も歩いたし…やっぱりお絵描きは肉体労働だなぁ。

遠野市立博物館が面白かったです。
一階では遠野物語当時の人々の暮らし…馬市、祭、農耕や猟の道具・装束など。
二階では「まんが日本昔話」的な遠野物語の上映。
二度行っちゃった。

伝承園にて、昔話無料開催をしていて、語り部さんのお話を聞くことが出来ました。
オシラサマ、ザシキワラシ、ごとくの話の三つ。
面白かった~!
小柄なお人形のようなお婆さんが、「むーかしむかし、あったずもな?…どーんとはれ!」て。
体温のある語り口で聞くとまた印象が違いますねぇ。


頭の中で整理出来たらまたぽつぽつ書こうと思います~
写真なぞ。







伝承園にて。
お昼に食べたひっつみ(郷土料理。鳥出汁醤油味のすいとん)も美味しかった~




河童淵。
「居るよな!」て心地になります。



水口の水車。



五百羅漢へ続く道。
飢饉で亡くなった方々のために、一人のお坊さんが天然の岩に二年かけて掘ったのだそうです。
すっかり苔に覆われていました。



続き石。
古代の巨石文化の名残とも。物語では、弁慶が持ち上げたのだそうです。


遠野をうろうろしたら、なるほど「遠野物語」は当時の遠野の人々にとって「ごく普通のこと」だったのだろうなぁ、て心地になりました。
続きはまた改めて~




遠野より釜石線に乗りました。
帰途に着きますよ~。
まだ言葉・形にならない遠野出汁でひたひたです(^^)


強く印象に残っているのは山と水田。
何処に居ても山が目に入るのですね。
緑の鬱蒼とした低山の連なりが、遠くなるほど青を纏い、近くなるほど色味を増やし…
自転車で移動していると、山々が近くなり遠くなり、入れかわり立ちかわり…
守られているようにも立ち塞がれているようにも思えたことです。
そして鏡のように山と空を映す水田。
なるほど此処で、物語が醸されたのだなぁと。


遠野出汁を大切に、今一度遠野物語を読み直し、私なりの絵を醸そうと思います(^^)
遠野に着きましたよーー!\(^▽^)/


南部神社にご挨拶して、私立博物館から…
自転車借りて、走りますよ!
高野豆腐になったつもりで、遠野出汁に浸ろうと思います。


バスを降り花巻にて早朝散歩。
イギリス海岸へ。
今回の旅行の目的は遠野物語ですが、宮沢賢治ファンでもあって…
高校の頃に二度、18切符で来たなぁと懐かしく。
(途中の国道でふと既視感を覚えたり)
岸辺にて胸中で「賢治先生ー」と呼んでみる。


そういえば賢治の没年は37才。
今の私のひとつ上です。
そろそろもう一度読み返してみようかしら。


釜石線にて遠野へ向かいます~(^^)



プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]


(Design by 夜井)