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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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壁画を仕上げ、朦朧としたまま友人のお宅にお邪魔した。
ご家族に暖かく迎えていただき…
美味しい手料理をいただき…
美味しい酒を飲むうちに、魂が帰ってくるのを感じた。


制作中は、魂が半分以上絵に張り付いているような…
自分は人間でなく枝であるような、前世は樹木だったと思えて仕方ないというか、妖怪人間風に「早く木になりたーーい」と叫びたいような…
…はい、まともじゃねぇのです。
暖かく美味しいものをいただくうちに、自分は人間であったことを思い出し、シンプルに「頑張ってよかった」と思った。


9才のご子息に携帯で撮影した作品を見せたら「百点満点もらえるね」と言ってくれたり。
(小学生的に相当誉めてくれているだろう(涙)
4才のご息女と「クマのプーさん」の絵本を読んだり。
(何度もリクエストされて「私の朗読でもいいのか」と驚いた。私、黒いのに(笑)
心身共に大きな栄養をいただいた。


(本当に、子供ってすごい。
制作中は、現場のバーのオーナー氏のご息女と戯れるのが楽しみであった。脚立の上でタイタニックごっこ(舳先でやるあれ)したり…
へろへろな日は駅まで送ってくれた(涙)


明けて本日虚脱中。
眠い。寒い。動けない。
でも大丈夫。
魂は元気であるから、体と神経を休めれば回復するだろう。
大丈夫大丈夫。


しっかり休んで回復し…
また新しく頑張ろう。
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たぶん。おそらく。


…くったり。



118×168cm。アクリル。
タイトル「暁」



壁画を描きに、千葉県行徳へ通う日々。
埼玉県の自宅から片道2時間。
なかなか遠く、読書が進む。


行きの東西線にて、南砂町と西葛西の間、荒川を眺めるのが楽しみである。
街並を割って広がる、静かに光る川面。
こんなに沢山の水があってしかも常に動いているって、なんだろう、なんだか、心強い。


帰りに池袋駅のキオスクにてあたりめ食べ切りパックを購入し、西武池袋線内で読書をしつつ食むのが日課になっている。
毎日ひと袋食んでしまう。
食まずにいられない。
食んでいる間は意識があたりめ一色になって安心し…
…私は現実逃避をしたいのかしら。



絵のなかに陽が差しつつある。
大丈夫。
直に朝が来る。
毎日毎日朝は来るし、何処かしらかに陽は差しているのだ。
大丈夫。
此処にこうして居たらよい。
すべてでなくても何かしら、確実に、既に、此処にある。


完成が近い。
興奮しちまって眠れねぇ…
蟻走感まで出てきたよ。
夜明け。暁。迎光。祭。

待ち侘びた光に、歓喜する枝。安堵する枝。戸惑う枝。歓喜する枝。…

そんなテーマが見えてきた。

涙が止まらない。



大丈夫大丈夫大丈夫。

とにかくとにかく描くことだ。

完成は、確実に、近付いている。
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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