玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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夕暮れに散歩をする。
近所の柳瀬川へ続く細道を歩くと、野良猫たちの散会場面か、わらわらとすれ違う。
人相(?)の悪い野良が好きだ。
一匹、長毛と短毛が残念な感じにミックスした猫がいて、その目付きがこれまた悪く、大変に愛おしい。
川には真鴨がいた。
こんもり茂る緑に、白粉花、鬼百合、芙蓉…の色。
川沿いから国道に出、狭い歩道を、傍らの茂みから突き出た藪枯らしの蔓にぱしぱし打たれながら歩く。
A.ランボオ「感覚」を思い出した。
青い夏の夕暮れには、小道伝いに、
麦にちくちく刺されながら細い草を踏みにゆくんだ、
…
(粟津則雄・訳)
そのとき蜩が鳴きはじめ…
油蝉たちがずっと鳴き続けていたことに気付く。
世界は音に溢れていたのだな。
忘れていた。
しばらく祖母の感覚に同調してしまっていたようだ。
人の感情・コンディション・思念は、電気信号のようであると思う。
私はそれを受け取りやすく、
(訓練すればいたこになれるよな気がする)
祖母は強く発信する質だ。
(負の感情をまるごと人に投げ付けてリフレッシュする…)
もう過ぎたことだ。
この揺れやすさを弱さと思っていた頃もあったが、そうではない。
こうであるからこそ、こんな絵を描いているわけだ。
少しずつ、感覚や感情が戻りつつある。
交互に来る好・不調の波の比率が少しずつ変わり、穏やかな時間が増えている。
帰り道、柳瀬川では牛蛙が鳴いていた。
近所の柳瀬川へ続く細道を歩くと、野良猫たちの散会場面か、わらわらとすれ違う。
人相(?)の悪い野良が好きだ。
一匹、長毛と短毛が残念な感じにミックスした猫がいて、その目付きがこれまた悪く、大変に愛おしい。
川には真鴨がいた。
こんもり茂る緑に、白粉花、鬼百合、芙蓉…の色。
川沿いから国道に出、狭い歩道を、傍らの茂みから突き出た藪枯らしの蔓にぱしぱし打たれながら歩く。
A.ランボオ「感覚」を思い出した。
青い夏の夕暮れには、小道伝いに、
麦にちくちく刺されながら細い草を踏みにゆくんだ、
…
(粟津則雄・訳)
そのとき蜩が鳴きはじめ…
油蝉たちがずっと鳴き続けていたことに気付く。
世界は音に溢れていたのだな。
忘れていた。
しばらく祖母の感覚に同調してしまっていたようだ。
人の感情・コンディション・思念は、電気信号のようであると思う。
私はそれを受け取りやすく、
(訓練すればいたこになれるよな気がする)
祖母は強く発信する質だ。
(負の感情をまるごと人に投げ付けてリフレッシュする…)
もう過ぎたことだ。
この揺れやすさを弱さと思っていた頃もあったが、そうではない。
こうであるからこそ、こんな絵を描いているわけだ。
少しずつ、感覚や感情が戻りつつある。
交互に来る好・不調の波の比率が少しずつ変わり、穏やかな時間が増えている。
帰り道、柳瀬川では牛蛙が鳴いていた。
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プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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