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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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Kindleにて新たに岡本綺堂全集と三遊亭圓朝全集を購入し、幸せに打ち震えておるよ。

現在他に入っているのは、柳田國男、小泉八雲、種田山頭火、折口信夫、南方熊楠。
どうしよう。幸せ過ぎるよどうしよう…!
きっと向こう十年くらい、娯楽に困らんです。



熊除けの鈴を購入したよ!



これから、奥秩父の山をモチーフのひとつとして描いてゆきたいなと思っておりまして。
そのために、ちょくちょく歩きに行きたいなと思っておりまして。
あの辺りは熊や猪が生息しているらしいので、お邪魔するためのマナーとして…


通販にて購入し、「これで安心♪」と思っていたらば、「但し、人に興味を持つ熊も存在します。万一、襲われた場合の対処法を…」という注意書きがありました。
まぁね。「当商品を携行することで必ずしも熊に襲われないというわけではありません」てことですよね。ですよね。
聞いた話ですが、何処だったかの熊レンジャーの方が、「熊に遭遇して目が合ってしまったら、万が一の可能性に懸けて戦ってください」と言っていたらしいです。
本当に「万が一」なのだろうなぁ…
まぁ、私が歩く予定なのは日帰り出来る程度のお手軽なコースですが…


さて今夜は奥秩父の夜を見に行きますよ!
そして制作ラストスパートです!

(あぁ、気付けばもう来週ではないですか!
しまった。まだお知らせとかしていない…!(>_<)
近々改めて…
メモ。
「♡ANIMALS展」4/16~24四季彩舎にて
http://www.shikisaisha.com/up-coming/2171.html)
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Kindleを購入してしまいましたよ!



この私としたことが、文明開化です。
今まで、本は紙が一番!重さ!手触り!匂い!と思っていたのですが…
気になる作家さんの作品が電子でしか読めないとのことで調べてみたところ、青空文庫のおかげで柳田國男全集が200円、種田山頭火全集が100円で…!
上記に加えて、折口信夫全集、小泉八雲作品集、南方熊楠の十二支考をダウンロードし、にやにやが止まりません。


八雲の文章は「琴線」て言葉を思い出すなとか、柳田國男の物静かな端正さは居心地が良いなとか、近いテーマでも折口信夫は何だか生々しいなとか、熊楠はやはりパワフルだなぁとか。
疲れたら山頭火の心身が空っぽになってゆくような感覚で和んだり…
飲酒しながら読み漁ると、もぉ血沸き肉躍るように愉快です。
もぉ何年でも一人で遊べるね!
菅江真澄も電子化せんかなぁ…!
あぁ。やっと。
私の中で狼たちが勝手に動き回り始めたなぁ。

何処までも行こう。
尾根を渡り峰を越えて谷に潜み夜を進もう。
実を言うと、芸術とか世界とか現代社会とかよくわからんし、大概のことが苦手で自分が嫌いで人が怖くてこの世は居心地がよろしくない。
それでも私の中には描かれるのを待つ絵たちが生きているし、ありがたいことに発表の機会をいただけている。
描かねば。生きねばなぁ。

…いや。描きたい。生きたいのだな。

…「絵しかない」という言い方は苦手だ。「絵ならあるのか?」が問題なのだ。
未だこれしか描けていない。
でも努力すればもっと描ける。



(あぁ。モチーフの狼に引き摺られているのかも知れません。人が怖いのは。。)
(私は少し疲れておるかも知れません。。)
奥秩父を歩いて来ました。
今回は、西武秩父駅から30分ほどバスに乗り、三峰表参道コースを登って三峰神社へ。



(三峰神社・遥拝殿からの眺め。此処を登って来たのだな、と思うと味わいが増します)


「表参道」とのことで、「高尾山が多少ハードになった感じかな」と想像していたら、がッつりと山道でした。
鳥居をくぐり荒川を渡り、杉並木を抜け…
至る所にある「熊出没注意」「落石注意」「足元危険」の立札に多少怯えつつ、丁目石がなければ道とは思わないような道を登ること2時間ほど。





(此処に、浴衣に半纏、前掛け、手拭を被って掃き掃除をする素敵な老婦人がいらっしゃり…奥に見える民宿・紅乃屋の女将さんであるそうで。「此処の狛犬が一番大きくて立派」と仰っていました。なるほど…!)


かつての修験の場。昔は皆、修行として此処を歩いて参拝したのだって。





(此処で身を清めてから参拝したのだそうです。なるほど。思わず行をしたくなるような素敵な滝です。高尾山で何度か滝行をした私です)


神社付近はまだだいぶ雪が残り凍結していたため、妙法嶽の奥宮まで歩くのは断念。
境内と、周囲の周遊道を歩き回りました。




まだ植物の芽吹かない、息を潜めたような山。
風の音、野鳥の声、時折何かの動く音(落石?生物?)。自分の足音、呼吸、心音。
山道を歩くと、「自分」が徐々に解けて細かな粒子となり拡散してゆくようで、心地が良いです。
何処までも拡がって「何か何でもないもの」になりたいなぁ。

狼。山犬。こつてこの地に生きていた彼ら。
御眷属。神犬。大口真神。神格化された彼ら。
今は現世のあれやこれやから解放されて、自由闊達に駆け巡っているのかしら。
神様のレシピには、自然の力、土地の力、人の心が重要であると思うのです。
私なりの彼らの姿を描きたいなぁ。




(鳥瞰図とか、いいかも…!)


しばらくこの辺り、通おうと思います。
熊除けの鈴を装備するべきか…
今度は奥秩父の夜を体験するつもり。

プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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