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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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「誰か」と話していた。
先日とはまた違う「誰か」である。
「やっと銅版画が見えてきたから、あと1年ほど、コツコツとつくり貯める。そして私の作品をじっくり落ち着いて見てもえらえる展示をする」
と、一生懸命に語っていた。
「誰か」はそれは「大変にいい」と笑い、人の世とはしんどいものだ仕方ない、といったニュアンスのことを言った。
私は「私」のままであった。


少しずつ、夜眠れるようになってきている。
背骨の軋むような痛みも、あまり感じない。
自分は果てしなく無益である、という発作のような実感も、やってこなくなった…かな。


私は回復しつつある

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「誰か」と話していた。
いつの間にか私は「誰か」になり、たぶん「私」と話していた。
「私」は「絵本を描きたい」と言い、「誰か」は驚いた。
その瞬間、「誰か」と「私」は曖昧になった。

目が不調である。
ピント調節がうまくいかんため、歩くと目が回る。

(鳩が歩行時に首を振るのは、眼球を動かせないため、首を動かしてピントを調節するのだそうだ。
ならば私も首振ればいいのか!?
…言ったら、友人に「人の首と鳩の首は造りが違うから絶対にやめろ」言われた。
ごもっともです……)

光量調節も甘いらしく、たまに眩しくてたまらない。
製作・鑑賞・読書が出来ない。
因って、構想を練ることも出来ない。
少し休め、ということだろうか。


視界がぼやけていると、頭のなかもぼやけるものだ。
とりあえず短期バイトに精を出す。
責任がごく軽く、頭脳もいらない単純作業なので、ぼやけていてもどうにかなる。
神経を使わないと、酒もそれほど必要ないものだなぁ。
自分が起きているのか、生きているのか、よくわからない。


いまはまだ休むべきではない。
この不調は心身の疲労が原因なので…
今下手に体を休めると、制作時の高揚の反動で、鬱状態が来てしまう。
もう少し体を疲れさせ、心身共に休めよう。
大丈夫。私は丈夫だから保つに決まっている。


山に行きたいな。
山に入りたい。
人里は痛くて仕方ない。

「蛙に目ぇとられた」と騒いでいたら、教えていただいたお話。

琵琶湖北の木之本神社に棲む蛙は、その昔、お地蔵さまに頼まれて、目を病んだ旅人に片目を提供したそうな。
今でも木之本地蔵院の庭には、片目の蛙が棲んでいるとかいないとか。


蛙……………(涙)


目借り蛙に目借られ蛙。
早く返ってきますように。

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銅版画「目借り時」


蛙の目借り時: 季語。春。
春先に眠くてたまらないのは、蛙が目を借りて往くためである。


製作で目を使い過ぎ、ただ今省眼力モードである。
ピントを合わせる筋肉が弱っているそうな。
凝視出来ない。
しばしばぼやける。
眼球を小さな手で握り込まれたように、時たまぎゅーーっと痛む。


右が利き目らしく、特にあれなもので、外出時には眼帯着用。
蛙に目ぇとられちった。

プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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