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今までに、数体の龍を描いた。
これからも描いてゆくだろう。
私にとって龍は、確実に存在するものである。
その主成分は、自然という大きな力に対する恐れ、憧憬、賛美ではないだろうか。
私は龍を見、感じることがある。触れたこともある。
他の幻獣はどうだろう。
狐には、触れかけたことがある。
どうしてもどうしても描きたい。精進を続ける所存。
主成分は…まだよく見えないが、人の心の闇とエロスが、確実に含まれていると思う。
精進精進。
鳳凰にも憧れる。
が、これはまだ全く見えない。
妖怪は、どうだろう。
好きである。興味がある。しかし…
誰しもがぱっと思い浮かべる妖怪は、たぶん水木しげるの作品で…
それらは鑑賞するべきものだろう。
では自分にとっての妖怪は……
私は妖怪の見えない質なのかも知れない。
主成分は、日常のなかで感じる不安、不可思議に対する愛情、親しみ…共存の形ではないだろうか。
共存、親しみ…グレーゾーンをグレーのまま楽しむのは苦手である。
最近思う。
私に百鬼夜行は描けないかも知れない。
付喪神とは、日常生活のなかで大切に扱われていた器物に宿るものであり…
日常生活にあまり愛着を持てない私には、とらえることが出来ないのでは。
…いやどうかな。
己の限界は己で定めるものだ。
今の、現時点での私には無理だけど、精進を続けてゆけば、新しい視野・可能性が見えてくるだろう。
最近思う。
鬼には、触れることが出来るのではないか。
惹かれて仕方がない。
しかし私は、
鬼を描きたいのか。
鬼になりたいのか。
…まぁ、たいした違いはないだろう。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com