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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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ちゃんと載せるの忘れてましたよ!

「牛鬼」
F12。丸ペン、筆、液墨、彩墨、ケント紙。



牛鬼は、非常に残忍で、毒を吐き、人を食い殺すのだそうです。
島根県に伝わる民話では、夜釣りをする人のもとに濡れ女が現れて赤子を手渡し、受け取ると赤子はどんどん重くなり、そこへ牛鬼が襲いに来るのだそうです。



拡大。濡れ女。腕の中に赤子。



牛鬼のとこ拡大。
徳之島の闘牛の話を聞き画像を見て思いついたのです。


今回、筆を併用してみました。彩墨も初挑戦。
これからこの手法を手探りしてゆきたいです。


(画像の無断使用はおやめくださいね)
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うし
この絵凄いですよね。

龍や鳳凰と違って

人間の奥底にある巨大な鬱憤というか
負のマグマみたいなものに感じます。

でも、こういう根底にある巨大なエネルギー
で成功を収めると鳳凰みたく花咲かせ明るく
なるというか。

棟梁の絵を見ていると本当に人間は喜怒哀楽
な生き物だと再認識させられるし、棟梁自身に強烈な感情がないと描けません。

僕自身、あまり、明るい人生は歩んでおらず
この絵みたいな感情なことが本当に多いです。

毒吐いて殺したいわけじゃないけど、
なんとかならんか?もっとよくできないか?
って考えてるときは、きっとこういう表情
かも知れませんね。

で、絵うますぎ。木炭で作った彫刻みたい。
れんたろう 2014/09/13()22:22:58 編集
ありがとうございます!(>_<)
この制作は、はらわたを吐き出してしまったような…
無意識に封じていた負の感情を噴出させてしまったような…
私にとっては必要な、ひとつの節目となるような制作だったのですが、今、冷静に見直すと「ごめんなさい、こんなん見せちゃって」という気持ちにもなります。

…なので、ご覧いただけて、受け止めていただけて、お言葉をいただけて、とても勇気が湧きました。
ありがとうございます!

たぶん私は「どす黒いもの」やら感情の振り幅が大きい性質でして…(^▽^;
それらに負けないように、パワーに昇華したい!という思いが強くあります。

素敵なお言葉をありがとうございます!
やはり絵は、ご覧いただくことで育ちます。
これから、もっとパワーアップした神獣や妖怪たちを描いてゆきたいです!
玉川 2014/09/19()10:00:12 編集
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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