玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
食われかけ。
大きな鶴に食われかけている夢を見た。
腰から下が常に鶴の喉に収まったままで日常生活を送るのだけれども、これといって問題はなく、却っていろいろと快適であった。
温かく柔らかくタイトな鶴の喉はとても収まり心地がよくて、特に冷え性の爪先が気持ちよろしかった。
しどろもどろ。
「ものを書く時には、主観と客観がしどろもどろになるくらいでなくては」
文筆業に携わっていらっしゃる方の言葉。
なるほど…。素敵な表現だなぁ。
戸惑うことをやめた時点で、見えなくなるもの取り逃がすものが、あるのかもしれない。
ディズニーランド。
ディズニーランドに居る夢を見た。
集会所のような部屋で事務員風の男性に「あと一時間ほどかかるので園内を見てきては」と言われて、外に出た。
穏やかな陽ざしに道端の霜柱が溶けかけている。
遠くの梅林では柔らかそうな若葉が揺れている。
笹の生垣で囲まれた、観光地にありがちな風情の和食処に入り、蓬うどんの笊をあつらえた。
メニューに餡蜜とコーヒーが載っているのが、いかにもという印象だった。
食べ終えてもまだ二十分ほどしか経っておらず、所在ない心地で会計を済ませて外に出た。
先ほどよりも少し陽ざしが強くなり、霜柱が溶けて道がぬかるんでいた。
…そぉいや私は、ディズニーランドをよく知らんのであった。
少しずつ、仕事をはじめている。
大きな鶴に食われかけている夢を見た。
腰から下が常に鶴の喉に収まったままで日常生活を送るのだけれども、これといって問題はなく、却っていろいろと快適であった。
温かく柔らかくタイトな鶴の喉はとても収まり心地がよくて、特に冷え性の爪先が気持ちよろしかった。
しどろもどろ。
「ものを書く時には、主観と客観がしどろもどろになるくらいでなくては」
文筆業に携わっていらっしゃる方の言葉。
なるほど…。素敵な表現だなぁ。
戸惑うことをやめた時点で、見えなくなるもの取り逃がすものが、あるのかもしれない。
ディズニーランド。
ディズニーランドに居る夢を見た。
集会所のような部屋で事務員風の男性に「あと一時間ほどかかるので園内を見てきては」と言われて、外に出た。
穏やかな陽ざしに道端の霜柱が溶けかけている。
遠くの梅林では柔らかそうな若葉が揺れている。
笹の生垣で囲まれた、観光地にありがちな風情の和食処に入り、蓬うどんの笊をあつらえた。
メニューに餡蜜とコーヒーが載っているのが、いかにもという印象だった。
食べ終えてもまだ二十分ほどしか経っておらず、所在ない心地で会計を済ませて外に出た。
先ほどよりも少し陽ざしが強くなり、霜柱が溶けて道がぬかるんでいた。
…そぉいや私は、ディズニーランドをよく知らんのであった。
少しずつ、仕事をはじめている。
PR
明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
元日の空
昨年はいろいろと故障しちまい…
そのおかげで、立ち止まる、てぇことを覚えたように思います。
今までは、立ち止まって我に返ることを恐れてひたすらに前方の遠くばかりを見ていたのかもしれないなと。
立ち止まることで初めて見えてくるものもあるのだなとか。
遠くばっかり見ているからよく転けるのかなとか。
(本当、意味なく転けるのよねぇ。ただ散歩しているだけなのに道路標識に当たったり植え込みに嵌まったり。不思議だわ~)
また、私のことを気に掛けてくださる方・心配してくださる方がいるのだなと。
(目頭押さえ)
勿体ないからもう粗末にしないよ私。
今年は健康と中庸を心掛け、地道に確実に、真っ当な仕事をしたいと思います。
今年は静かに穏やかに年越ししました。
大晦日はおせちを拵え、自宅でゆっくり飲みつつテレビでK-1観戦。
ショウビジネスてのも過酷だろうなとか、しかし格闘家てば格好いいなとか。
魔裟斗選手の引退試合にて、判定が出てサワー選手が魔裟斗選手を肩車したとこで目頭が熱くなっちまい、生まれ変わったら漁師か格闘家になりたいかもなんて思いつつ酒煽ったり。
(正しい酔っ払いの図)
カウントダウンは、近所の雑木林にて持参した燗酒を啜りつつ、影絵のような木立にうっとりしつつ。
小さなお社を一番乗りで拝み(つぅか私の他にも人が来て驚いた)、荒幡富士という人造富士(気合の入った築山みたいなの)に登ったらば、白く薄らと本物の富士山が見えて。
そんなこんなで、拵えたおせち。
右端から時計回りに、
昆布巻き二種(豚と牛蒡、鮭)
叩き牛蒡
蒲鉾
岩石卵
菜の花塩漬け
煮しめ(蒟蒻、魚の子、里芋、椎茸)
柚子なます
南瓜と甘栗の茶巾
黒豆
鱈の柚庵焼き
菊花蕪
有り合わせの材料でちまちまと、甘さ控えめ出汁強めの酒肴仕様。ふふふ。
あと、漬物と酢蓮とピクルス、巻き寿司(鮭、干瓢、京菜漬) とか
元日に散歩して撮ったものたち。
本年が皆様にとってよい年になりますように。
(…はっ。年賀状まだだよ。しかもプリンター故障しとるよ…)
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
元日の空
昨年はいろいろと故障しちまい…
そのおかげで、立ち止まる、てぇことを覚えたように思います。
今までは、立ち止まって我に返ることを恐れてひたすらに前方の遠くばかりを見ていたのかもしれないなと。
立ち止まることで初めて見えてくるものもあるのだなとか。
遠くばっかり見ているからよく転けるのかなとか。
(本当、意味なく転けるのよねぇ。ただ散歩しているだけなのに道路標識に当たったり植え込みに嵌まったり。不思議だわ~)
また、私のことを気に掛けてくださる方・心配してくださる方がいるのだなと。
(目頭押さえ)
勿体ないからもう粗末にしないよ私。
今年は健康と中庸を心掛け、地道に確実に、真っ当な仕事をしたいと思います。
今年は静かに穏やかに年越ししました。
大晦日はおせちを拵え、自宅でゆっくり飲みつつテレビでK-1観戦。
ショウビジネスてのも過酷だろうなとか、しかし格闘家てば格好いいなとか。
魔裟斗選手の引退試合にて、判定が出てサワー選手が魔裟斗選手を肩車したとこで目頭が熱くなっちまい、生まれ変わったら漁師か格闘家になりたいかもなんて思いつつ酒煽ったり。
(正しい酔っ払いの図)
カウントダウンは、近所の雑木林にて持参した燗酒を啜りつつ、影絵のような木立にうっとりしつつ。
小さなお社を一番乗りで拝み(つぅか私の他にも人が来て驚いた)、荒幡富士という人造富士(気合の入った築山みたいなの)に登ったらば、白く薄らと本物の富士山が見えて。
そんなこんなで、拵えたおせち。
右端から時計回りに、
昆布巻き二種(豚と牛蒡、鮭)
叩き牛蒡
蒲鉾
岩石卵
菜の花塩漬け
煮しめ(蒟蒻、魚の子、里芋、椎茸)
柚子なます
南瓜と甘栗の茶巾
黒豆
鱈の柚庵焼き
菊花蕪
有り合わせの材料でちまちまと、甘さ控えめ出汁強めの酒肴仕様。ふふふ。
あと、漬物と酢蓮とピクルス、巻き寿司(鮭、干瓢、京菜漬) とか
元日に散歩して撮ったものたち。
本年が皆様にとってよい年になりますように。
(…はっ。年賀状まだだよ。しかもプリンター故障しとるよ…)
元気になってきました。
右手がだいぶ使えるようになったし。
(ちゃんとした皮が張らず熟柿のようだった人さし指がどうにか乾き、薄らと指紋も浮き上がってきて)
夏頃からひどく視力の落ちていた右目もまともに見えるようになってきた。
ペンを持てる。
絵を描ける。
なんて素晴らしいんだろう!
しかし今年はよく故障する年であったことだなぁ。
さすが厄年。
しかも大殺界だったし。
(細木数子は信じんけどね。落ち込んでた時にうっかりコンビニで立ち読みして悲しくなってね)
それももう数時間で終わるので、これからいろいろよくなるに違いない。
(そう!数時間じゃないですか。早ッ)
停滞していた時間がまた流れはじめたような心地がします。
制作中の絵にペンを入れ、「ぐぉぉぉ描けるよ描いてるよ私!」て咽び泣いたり。
新しい制作の準備をしたり。
朦朧としていた頭がはっきりとしてきたらば、やらねばならんことが山のようにあることに気付き愕然としたり。
(やるべきこと・出来ることがある、てぇのは幸せなことですやね)
ひとつひとつ頑張ろう。
おせちの準備が一段落したところ。
これから飲酒だぜ。うふふふ。
皆様よいお年をお迎えください。
右手がだいぶ使えるようになったし。
(ちゃんとした皮が張らず熟柿のようだった人さし指がどうにか乾き、薄らと指紋も浮き上がってきて)
夏頃からひどく視力の落ちていた右目もまともに見えるようになってきた。
ペンを持てる。
絵を描ける。
なんて素晴らしいんだろう!
しかし今年はよく故障する年であったことだなぁ。
さすが厄年。
しかも大殺界だったし。
(細木数子は信じんけどね。落ち込んでた時にうっかりコンビニで立ち読みして悲しくなってね)
それももう数時間で終わるので、これからいろいろよくなるに違いない。
(そう!数時間じゃないですか。早ッ)
停滞していた時間がまた流れはじめたような心地がします。
制作中の絵にペンを入れ、「ぐぉぉぉ描けるよ描いてるよ私!」て咽び泣いたり。
新しい制作の準備をしたり。
朦朧としていた頭がはっきりとしてきたらば、やらねばならんことが山のようにあることに気付き愕然としたり。
(やるべきこと・出来ることがある、てぇのは幸せなことですやね)
ひとつひとつ頑張ろう。
おせちの準備が一段落したところ。
これから飲酒だぜ。うふふふ。
皆様よいお年をお迎えください。
遠くはなれて 逢いたいときは
月は 鏡に なればよい
月はまんまる さゆれておれど
主に あわなきゃ しんの闇
切れたからとて たよりをしゃんせ
いやで 別れた 末じゃない
好いた水仙 しおれた柳
こころ 石竹 気は紅葉
(瞽女唄「庄内ぶし」より)
再発していた皮膚炎と出血がひと段落。
(身辺にごたごたがあり、あわあわしてたら出ちまって)
二週間振りにペンをとる。
なんて幸せなんだろう。
もうなにがどうでもいいよ。
描ければいいよ。
描かずにいると、こう、心が、握り拳大の石になって深い水の底に沈んでいるような心地だよ。
「主にあわなきゃしんの闇」てぇ文句を思い出し。
月は 鏡に なればよい
月はまんまる さゆれておれど
主に あわなきゃ しんの闇
切れたからとて たよりをしゃんせ
いやで 別れた 末じゃない
好いた水仙 しおれた柳
こころ 石竹 気は紅葉
(瞽女唄「庄内ぶし」より)
再発していた皮膚炎と出血がひと段落。
(身辺にごたごたがあり、あわあわしてたら出ちまって)
二週間振りにペンをとる。
なんて幸せなんだろう。
もうなにがどうでもいいよ。
描ければいいよ。
描かずにいると、こう、心が、握り拳大の石になって深い水の底に沈んでいるような心地だよ。
「主にあわなきゃしんの闇」てぇ文句を思い出し。
もうすぐクリスマスなのですね。
いろいろなものがクリスマス仕様になるのだなとか、ここ数年そのあたりに意識を留めることもなかったなとか。いくらかの感慨。
そぉいや一昨年のクリスマスはなかなかに気合が入っていたなと思い出して、自慢したくなったよ。
一昨年の12月25日、私は父の脱腸の手術に付き添っていた。
付き添いと言っても病室で待つのだけれど。
病人の気難しさなのか迷惑顔の父を手術室へ見送り、二時間ほど時間を潰し…
院内放送に呼ばれて手術室前へ行くと、出てきた医者が嬉しげにデジカメの画像を見せてくれた。
父のはみ出た腸だった。
「よく出てますねぇ」と言ったら誇らしげに頷いていた。
きっとよい先生なのだろうと思う。
麻酔で眠る父は大きく鼾をかいて、なんだか黒ずんだ重たい肉塊のように見えた。
二人掛かりで弾みを付けて、手早く父を移動式のベッドから病室のベッドへ移す看護師さんの手腕に感心しつつ。
父が目覚めるのを待って帰宅。
道々に、「ホルモン…シロモツ…こてっちゃん…。ずいぶん赤かったが血抜きをするのか」などととりとめなく思いつつ。
家では祖母が認知症で、そのなんつぅか、ワイルドだった。
…祖母の家に間借りをして、約1.4m角の絵を制作しつつ、祖母の身の回りの世話をしていたのだった。
いろいろあったな…
私はだいぶ故障しちまったもので祖母の世話はお役御免となり、現在は、まぁいろいろあるが、祖母自身は大層元気でいるらしい。
まったく凄いパワーだばーちゃん…
(認知症は外面の良い病気であるもので、最近やっと祖母のワイルドさが親戚たちに認識されてきて、なんだかホッとしている)
一昨年に引き替え現在の平和なこと。
(まぁいろいろとあるものの一昨年に比べれば!)
ありがてぇやなむなむ(合掌)
振れはあるけれど確実に回復しているし。
もう少しだ。
(…そぉいや最近、ホルモンの悪戯なのか口髭的なものが生えるのですが(人体って不思議…)
週一くらいで剃るのだけれど、難しいですね髭剃りって…)
(なむなむサンタさん、私に体力と女性ホルモンをお授けください(合掌)
まぁしかし私はクリスマスよりも年末が好きで。
クリスマスを過ぎて地味に素っ気なくなった街が好きで。
(キラキラチカチカには馴染めんのだよ)
早く年末にならんかななどと思っています。
そいで来年は、もっとよい年になるに違いない。
いろいろなものがクリスマス仕様になるのだなとか、ここ数年そのあたりに意識を留めることもなかったなとか。いくらかの感慨。
そぉいや一昨年のクリスマスはなかなかに気合が入っていたなと思い出して、自慢したくなったよ。
一昨年の12月25日、私は父の脱腸の手術に付き添っていた。
付き添いと言っても病室で待つのだけれど。
病人の気難しさなのか迷惑顔の父を手術室へ見送り、二時間ほど時間を潰し…
院内放送に呼ばれて手術室前へ行くと、出てきた医者が嬉しげにデジカメの画像を見せてくれた。
父のはみ出た腸だった。
「よく出てますねぇ」と言ったら誇らしげに頷いていた。
きっとよい先生なのだろうと思う。
麻酔で眠る父は大きく鼾をかいて、なんだか黒ずんだ重たい肉塊のように見えた。
二人掛かりで弾みを付けて、手早く父を移動式のベッドから病室のベッドへ移す看護師さんの手腕に感心しつつ。
父が目覚めるのを待って帰宅。
道々に、「ホルモン…シロモツ…こてっちゃん…。ずいぶん赤かったが血抜きをするのか」などととりとめなく思いつつ。
家では祖母が認知症で、そのなんつぅか、ワイルドだった。
…祖母の家に間借りをして、約1.4m角の絵を制作しつつ、祖母の身の回りの世話をしていたのだった。
いろいろあったな…
私はだいぶ故障しちまったもので祖母の世話はお役御免となり、現在は、まぁいろいろあるが、祖母自身は大層元気でいるらしい。
まったく凄いパワーだばーちゃん…
(認知症は外面の良い病気であるもので、最近やっと祖母のワイルドさが親戚たちに認識されてきて、なんだかホッとしている)
一昨年に引き替え現在の平和なこと。
(まぁいろいろとあるものの一昨年に比べれば!)
ありがてぇやなむなむ(合掌)
振れはあるけれど確実に回復しているし。
もう少しだ。
(…そぉいや最近、ホルモンの悪戯なのか口髭的なものが生えるのですが(人体って不思議…)
週一くらいで剃るのだけれど、難しいですね髭剃りって…)
(なむなむサンタさん、私に体力と女性ホルモンをお授けください(合掌)
まぁしかし私はクリスマスよりも年末が好きで。
クリスマスを過ぎて地味に素っ気なくなった街が好きで。
(キラキラチカチカには馴染めんのだよ)
早く年末にならんかななどと思っています。
そいで来年は、もっとよい年になるに違いない。
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カウンター