玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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知恵熱が下がったので散歩に出た。
神社の境内にある大きな楓の幹を、芋虫が這っていた。
新緑と同じ色。
なんとも鮮やかな生命力がなんとも有機的にうねり登ってゆく様に、暫し見とれた。
新緑の中を黒々とうねる幹。
動の葉の中の静のうねり。
その上をうねる、圧倒的な動の新緑色。
くらくらした。
生命力、てのは圧倒的に美しい。


荒幡富士(明治に作られた人造富士)に登り、雑木林を眺める。
葉のそよぎ。生命力の膨大なうねり。
子供が走っている。その声。
新鮮な生命体は美しい。

あの膨大な葉の一枚一枚にはあの素晴らしい葉脈が通っていて、幼子のあの小さな指先のひとつひとつにまでくまなく毛細血管が巡っているのだ、と思ったら、涙が流れた。
神様は手を抜かない。
(どうしてそんなに描き込むのか、と聞かれることがあるのだけど…
私の目にはすべての枝が等しく重要に見えるのだ。
どれを省いてどれを省かない、という基準が全くわからない。
すべてが存在してこそ美しい。
明日から上野の森美術館で展示される絵は「光へ」というタイトルで、桜の枝をひたすらに描き込んだものなのだけど…
春先の枝が一心に光を求める掌に見えて、「光が欲しい」という祈りを描いたつもりで…
この世に、疎かにしてよい枝も、掌も、命も、祈りも存在しないと思うのですよ)
雑木林を歩いたら、体内の風通しがよくなる心地がした。
やっぱりこの世は美しいな。
あぁ。早く描きたいな…

神社の境内にある大きな楓の幹を、芋虫が這っていた。
新緑と同じ色。
なんとも鮮やかな生命力がなんとも有機的にうねり登ってゆく様に、暫し見とれた。
新緑の中を黒々とうねる幹。
動の葉の中の静のうねり。
その上をうねる、圧倒的な動の新緑色。
くらくらした。
生命力、てのは圧倒的に美しい。
荒幡富士(明治に作られた人造富士)に登り、雑木林を眺める。
葉のそよぎ。生命力の膨大なうねり。
子供が走っている。その声。
新鮮な生命体は美しい。
あの膨大な葉の一枚一枚にはあの素晴らしい葉脈が通っていて、幼子のあの小さな指先のひとつひとつにまでくまなく毛細血管が巡っているのだ、と思ったら、涙が流れた。
神様は手を抜かない。
(どうしてそんなに描き込むのか、と聞かれることがあるのだけど…
私の目にはすべての枝が等しく重要に見えるのだ。
どれを省いてどれを省かない、という基準が全くわからない。
すべてが存在してこそ美しい。
明日から上野の森美術館で展示される絵は「光へ」というタイトルで、桜の枝をひたすらに描き込んだものなのだけど…
春先の枝が一心に光を求める掌に見えて、「光が欲しい」という祈りを描いたつもりで…
この世に、疎かにしてよい枝も、掌も、命も、祈りも存在しないと思うのですよ)
雑木林を歩いたら、体内の風通しがよくなる心地がした。
やっぱりこの世は美しいな。
あぁ。早く描きたいな…
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プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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