玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
神埼宣武「開運!えんぎ読本 自己癒しの文化再発見」
塩見鮮一郎「乞胸 江戸の辻芸人」
中島千波「技法シリーズ4 日本画の描き方 花と静物」
西山英雄「日本画入門」
「別冊太陽 狩野派決定版」
原田津「ゆれる旅」
開高健「輝ける闇」
川元祥一「旅芸人のフォークロア 門付芸「春駒」に日本文化の体系を読みとる」
吉行淳之介「目玉」
「内田百けん集成12 爆撃調査団」
岩合徳光「丹頂鶴 中国・日本のタンチョウ」(写真集)
岩松健夫「タンチョウの詩」(写真集)
開高健「歩く影たち」
田口昌樹「民俗選書vol.17 菅江真澄」
感想とか。
「輝ける闇」…
ベトナム戦争を描いた長編(260頁)。「夏の闇」と対になっている。
このニ作の読書は、衝撃的な体験でした。
実際に現地に赴いてまさに「死線」を体験し描かれた、戦争の、濃密な気配・匂い・触感…
戦時下が舞台のドラマ、ではなくて、なんだろう、たぶんこの作品の主人公は「戦争」そのものなのではないかしら。
(「歩く影たち」は短編集で、ベトナムやアフリカの戦地での、こぼれ話のような。何気ない風景画のようで、時にそれが却って「戦争」の気配を浮き彫りにするような)
読む前は、何故著者は戦地に赴かねばならなかったのだろう、と単純に疑問を感じてもいたのだけど、読んで納得。
しかしなんでまたそこまで…という疑問に、「歩く影たち」解説の「これはベトナムものではなく、文学そのものである。」という文にて納得。
そして、絵を志す私としては、大変に勇気づけられたのです。文学万歳!
「目玉」…
短編集。どこまでもドライで客観的的な視点が格好よく。時にふとどこかに寒気を感じたり。
「ゆれる旅」…
そういえば、知らない土地を旅行するとき私は常に戸惑っていたかも知れない。
戸惑いを取り除くことで、戸惑うことをやめることで、見えなくなるものがあるのかも知れない。
感情的な装飾を取り除くことで、却って生き生きと立ち昇ってくるものがあるような気がする。
「爆撃調査団」…
短い随筆集。
きゅっと詰まった「百けん節」がたくさん味わえます。美味しかったです。
塩見鮮一郎「乞胸 江戸の辻芸人」
中島千波「技法シリーズ4 日本画の描き方 花と静物」
西山英雄「日本画入門」
「別冊太陽 狩野派決定版」
原田津「ゆれる旅」
開高健「輝ける闇」
川元祥一「旅芸人のフォークロア 門付芸「春駒」に日本文化の体系を読みとる」
吉行淳之介「目玉」
「内田百けん集成12 爆撃調査団」
岩合徳光「丹頂鶴 中国・日本のタンチョウ」(写真集)
岩松健夫「タンチョウの詩」(写真集)
開高健「歩く影たち」
田口昌樹「民俗選書vol.17 菅江真澄」
感想とか。
「輝ける闇」…
ベトナム戦争を描いた長編(260頁)。「夏の闇」と対になっている。
このニ作の読書は、衝撃的な体験でした。
実際に現地に赴いてまさに「死線」を体験し描かれた、戦争の、濃密な気配・匂い・触感…
戦時下が舞台のドラマ、ではなくて、なんだろう、たぶんこの作品の主人公は「戦争」そのものなのではないかしら。
(「歩く影たち」は短編集で、ベトナムやアフリカの戦地での、こぼれ話のような。何気ない風景画のようで、時にそれが却って「戦争」の気配を浮き彫りにするような)
読む前は、何故著者は戦地に赴かねばならなかったのだろう、と単純に疑問を感じてもいたのだけど、読んで納得。
しかしなんでまたそこまで…という疑問に、「歩く影たち」解説の「これはベトナムものではなく、文学そのものである。」という文にて納得。
そして、絵を志す私としては、大変に勇気づけられたのです。文学万歳!
「目玉」…
短編集。どこまでもドライで客観的的な視点が格好よく。時にふとどこかに寒気を感じたり。
「ゆれる旅」…
そういえば、知らない土地を旅行するとき私は常に戸惑っていたかも知れない。
戸惑いを取り除くことで、戸惑うことをやめることで、見えなくなるものがあるのかも知れない。
感情的な装飾を取り除くことで、却って生き生きと立ち昇ってくるものがあるような気がする。
「爆撃調査団」…
短い随筆集。
きゅっと詰まった「百けん節」がたくさん味わえます。美味しかったです。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カウンター