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○箱根・大湧谷にて噴煙
煙を描きたい。
黒玉子うまかった。
○銀座・ヴァニラ画廊にて「残酷な姫君の宴」
人形展。
三人の女性作家による女体の造形。
なんつぅか、「女」ってすごい、と思った。
フライヤーの文章が面白かったので、一部引用。
高貴で美しい存在ゆえに人々の嫉妬を買い、無惨な目に遭いつつも常に勝利する姫君は孤高の少女の象徴でもあり、その眩しい程の処女性に人々はさらに嫉妬し、劣情を催すのです。
何故だか(たぶん対極であるから)、西原理恵子「朝日のあたる家」中のこういちくんの台詞「まんこって、すげえや」を思い出した。
まんこって、すごい。
そぉいや私も女だったな…
すっかり忘れていた。誇るべきだよな。うん。
エロに挑んでゆきたいなぁ…
○田無神社本殿
年に二度、酉の市の日にだけ公開される。東京都指定文化財。
御輿を大きくしたような造りで、彫刻がとにかくものすごい。
梁や柱、細部にいたってびっしりと彫り込まれているのだけど、五月蠅さ物足りなさが一切なく…
端正で、繊細で、大胆不敵。
かっこえぇぇぇ!!
透かし彫りの上り龍下り龍。
説話の一場面。
亀、小鳥、水…
梁の先は獅子・龍・莫・象など瑞獣の貌になり、神殿に籠もった大きな力が奔出しているようだ。
江戸後期に、嶋村俊表という名工が、一人で、2年だか3年だかをかけて彫り上げたそうな。
(彫り上げるなりぱったり倒れて、戸板に載せられて勝浦へ帰ったんだって!さもありなん…)
俊表氏は木の目を読めたそうで、人物の頬や腹に、ぴたりと円の木目がくるように彫られている。
これが「神業」とゆうのだろうな。
そして「神業」とは人が成すものなのだよな。
嬉しくなった。
生まれてきたからには、生きているうちに、こんな仕事をしたいよなぁ!
精進精進。
技術って、素晴らしい。
目は回復しつつある。
不安定ではあるけど、まともに見える時間が長くなってきた。
眼科で受診したところ、角膜にも眼底にも異常はないそうで…
心因性、であるらしい。
(以前同じような症状で受診したところ、心療内科を勧められ…)
体は至って丈夫なのだけど、バランスを取るのが下手っぴらしい。
人の感情やコンディション、気候、気圧…
いろいろなものの影響を受け、千々に乱れてしまう。
仕方ない。
こんなんだから、こんな絵を、描いているのだ。
うまくつき合っていかなければ。
よろしく頼むよ私。
一時日常を離れ、心身をメンテナンスして参ります。
ようやくコンタクトレンズを購入出来。
最小限の荷物と、宮沢賢司「春と修羅」文庫、都こんぶ、先程購入した新しいクロッキーブック。
うふふふ。
小田急線にて。
そろそろビール飲んじゃえ。
ここひと月ほど、まともに見えていない。
ぼやけた視界のなかで、時折「私にしか見えないもの」がはっきりと見える。
右の親指・人差し指・中指の先のペンだこも、ひび割れて剥がれ落ちてしまった。
指先全体を鯛の鱗のような皮膚が覆い、更にペンが当たる部分にだけ赤子の爪のような皮膚が重なっていたのだが。
これは制作するには勝手が良いが、それ以外には悉く不都合なのだ。
同指の関節は、変形をはじめたのだろうか。
真直ぐ伸ばすことが出来ず、ペンを持つ形がいちばんしっくりくる。
描く以外の動作をすると痛む。
そろそろ限界だな。
描かねば。
描かねば。
描かないときっと死んでしまう。
要が外れてばらけっ放しの心身を纏めなおさねば。
急げ。
急げ。
コンタクトレンズを購入しようと、国分寺へ。
駅前で配っている割引チラシを受け取った…
つもりで見たら、居酒屋のチラシである。
あれ?
今日に限って配っていない。
日曜だからかしら。
先日受け取ったチラシは家に置いてきてしまったし。
途方にくれ、ひとまず駅ビルに入る。
酒売り場に試飲が出ている。
「龍力」じゃないか!
少し前にうまいよ、との評判を聞き、気になっていたのだ。
ひととおり飲ませていただき、(喜んでたら途中から大盛りにしてくれた)冷や~燗どれでもいけるという、無濾過生もと造りを購入。
うふふふふ。
ほくそ笑みつつ電車に揺られているとき、気付いた。
あれ??
私コンタクト買いにいったんじゃ……
飲み友達のかざまさんに「コンタクトと間違えて酒買ったから今度飲もうぜ」とメール。
「よくある間違いだよね」と返ってきた。
そうだよね。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com