玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。
新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。
個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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夢の中で、とても面白い油絵を2点観た。
画集の見開きに掲載されていて、水色基調の、水中と海面の絵だった。
長いこと眺めていた。
覚めてしまって惜しい。
落ち葉の色は、とても優しい。
風に吹かれて千切れんばかりにはためきそれでもまだ散らない色づいた葉たちの、厳しさ激しさ。
葉が落ちてあらわになった枝や蔓のうねりの官能。悩殺される。
この世はなんて膨大で美しく恐ろしいんだろう。
描けば愛おしいに変わる。
目が弱ってきた。
そろそろ読書を控えんとな。
母からの三浦岬土産の鮪の目玉を、ホイル焼きにしていただいた。
すげぇ。災害時用のラジオとか付いた懐中電灯くらい大きい。
油がきついけど美味だった。
この器官はなにを映してきたのだろう。
食べてしまったから私のもんだ。
眼球は私にとって、快楽官能の器官だなぁ。
画集の見開きに掲載されていて、水色基調の、水中と海面の絵だった。
長いこと眺めていた。
覚めてしまって惜しい。
落ち葉の色は、とても優しい。
風に吹かれて千切れんばかりにはためきそれでもまだ散らない色づいた葉たちの、厳しさ激しさ。
葉が落ちてあらわになった枝や蔓のうねりの官能。悩殺される。
この世はなんて膨大で美しく恐ろしいんだろう。
描けば愛おしいに変わる。
目が弱ってきた。
そろそろ読書を控えんとな。
母からの三浦岬土産の鮪の目玉を、ホイル焼きにしていただいた。
すげぇ。災害時用のラジオとか付いた懐中電灯くらい大きい。
油がきついけど美味だった。
この器官はなにを映してきたのだろう。
食べてしまったから私のもんだ。
眼球は私にとって、快楽官能の器官だなぁ。
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このとこ飲酒控えめだったしひと段落ついたこともあるし、今宵はひとつ深酒するかなと、いいちこ900ml瓶を購入して帰宅。
いいちこは数年振り。スーパーの酒売場でなんだか目が合ったのだ。
自室にてコーランと声明をBGMに、本を読み散らしつつあたりめ食みつつ湯で割ってやる。
えらいこと愉快。
1本空いてしまった。
一夜明け散乱する空き瓶灰皿空き箱空き袋に、本たち。
酔うと、読む傍からいろいろと読みたくなり、とっかえひっかえ乱読してしまう。
座っていた場所を囲むように、「森のバロック」「鬼の風土記」「日本怪談集 幽霊篇 上」「江戸艶本を読む」「文鳥・夢十夜」「ぼのぼの」「国語辞典」…
熊楠と鬼と幽霊と江戸人のまぐわいと漱石と森の動物たちである。
先日読んだ、美輪明宏「人生ノート」中の「人間保護色論」(=人は普段身を置く環境…住む部屋のインテリア、触れるもの観るもの聴くもの読むもの、考えること喋ること…の色を纏う)を思い出して、なんともいえない気持ちになった。
しかし「人生ノート」は面白かった。勉強になった。
改めてすすすんげぇお人だなぁ、思った。
しかししかしなんでこんなに飲み易いんだいいちこ。
20度だからか?麦だからか?
金が惜しいからいつも通りの25度芋にしよう。
スケッチに出掛けたら、遊歩道の脇で、リードを着けられた白いフェレット(推定)が落ち葉に溺れて藻掻いていた。
足を掻くほどに埋まるらしい。
たぶん彼は今、とんでもない恐怖を味わっているのだろうなと思いつつ、ちょっといいな、体験したいな、と思った。
制作再開。
いいちこは数年振り。スーパーの酒売場でなんだか目が合ったのだ。
自室にてコーランと声明をBGMに、本を読み散らしつつあたりめ食みつつ湯で割ってやる。
えらいこと愉快。
1本空いてしまった。
一夜明け散乱する空き瓶灰皿空き箱空き袋に、本たち。
酔うと、読む傍からいろいろと読みたくなり、とっかえひっかえ乱読してしまう。
座っていた場所を囲むように、「森のバロック」「鬼の風土記」「日本怪談集 幽霊篇 上」「江戸艶本を読む」「文鳥・夢十夜」「ぼのぼの」「国語辞典」…
熊楠と鬼と幽霊と江戸人のまぐわいと漱石と森の動物たちである。
先日読んだ、美輪明宏「人生ノート」中の「人間保護色論」(=人は普段身を置く環境…住む部屋のインテリア、触れるもの観るもの聴くもの読むもの、考えること喋ること…の色を纏う)を思い出して、なんともいえない気持ちになった。
しかし「人生ノート」は面白かった。勉強になった。
改めてすすすんげぇお人だなぁ、思った。
しかししかしなんでこんなに飲み易いんだいいちこ。
20度だからか?麦だからか?
金が惜しいからいつも通りの25度芋にしよう。
スケッチに出掛けたら、遊歩道の脇で、リードを着けられた白いフェレット(推定)が落ち葉に溺れて藻掻いていた。
足を掻くほどに埋まるらしい。
たぶん彼は今、とんでもない恐怖を味わっているのだろうなと思いつつ、ちょっといいな、体験したいな、と思った。
制作再開。
ちょいとバランスを欠いてしまったな。
なにか基本的な部分を見失ってしまった。
まぁまぁ一時的なものだ。
精神を束ねる要がうっかり外れ落ち…転がってちょっとした隙間に入り込んでしまったのだろう。
コンタクトレンズを落としたよなものだ。
見付けて拾ってはめ直せばもとに戻る。
病んでいる暇も余裕もない。
今のこの幻覚(自分を苛むもの)は私の迷い・不安…弱さだ。
甘えるな打ち勝て立ち向かえ。
ぐにゃぐにゃしてたら、しまっちゃうおじさんにしまわれちゃうわ!
(思い出して再読したのだけど、「ぼのぼの」(いがらしみきお)、面白いなぁ…)
なにか基本的な部分を見失ってしまった。
まぁまぁ一時的なものだ。
精神を束ねる要がうっかり外れ落ち…転がってちょっとした隙間に入り込んでしまったのだろう。
コンタクトレンズを落としたよなものだ。
見付けて拾ってはめ直せばもとに戻る。
病んでいる暇も余裕もない。
今のこの幻覚(自分を苛むもの)は私の迷い・不安…弱さだ。
甘えるな打ち勝て立ち向かえ。
ぐにゃぐにゃしてたら、しまっちゃうおじさんにしまわれちゃうわ!
(思い出して再読したのだけど、「ぼのぼの」(いがらしみきお)、面白いなぁ…)
家のどこかでブザーが鳴っている。
何事だ。どこからだ。
母に言ったら不思議な顔をされた。
いつの間にか鳴り止んでいた。
幻覚と現実の線引を読み間違えてしまった。
よろしくないぞ。
一旦制作から離れるべきだ。
何事だ。どこからだ。
母に言ったら不思議な顔をされた。
いつの間にか鳴り止んでいた。
幻覚と現実の線引を読み間違えてしまった。
よろしくないぞ。
一旦制作から離れるべきだ。
昨日昼出掛けたら、直に雨が降りはじめた。
宙を走る白く透明な雨粒。
顔や手に当たって冷たい。
仕方ないスケッチは延期だ。商店街の福引きにだけ行っておこう。
傘を差して遊歩道を歩き、駅に近付くにつれ人が増え…
ふと違和感を感じた。
私以外誰も傘を差していない。
傘を除けると確かに降っている。
しかし気付いた。
雨の音がしない。地面も傘も濡れていない。
なんだ幻覚か。
このパターンは3回目である。
制作に入り込んでいるとき、特にイメージ画(=私にとっては、写生でなくモチーフを脳内でいじくって描く絵)を描いているときに、よく幻覚がおこる。
それは、具体的な形を持たないイメージを具体的な形として出現させる作業なので…
脳が「なんでもとにかく画像にするモード」に入っているのだろう。
今、知覚世界が賑やかだ。
視界を突然光の帯が走る。
白い粒子が塊が跳梁する。
空一杯に光の粒子が羽虫のように飛び交う。
夜空には定点の星と、明滅しながら降る星。
いる筈のない場所に見知らぬ人が動物が佇む。
(台所に横たわる肥大した豚)
歩く自分の足下の影が鼠の形を取り数歩走って霧散。
身近で鼠の走る音が止まないと思ったら自分の右肩の関節から聞こえていた。
(これらすべてが同時にあるわけではない)
(どこまでが皆と共有の知覚で、どこからが私だけの一時的な知覚かは、わかっている)
目を閉じると龍が泳ぐ。
モチーフの枝を観察するとき、絵に向うときは、至って安定した「普通の」視界である。
安心する。
夜、煙草を買いに外に出たら、道が濡れていた。
降っている。
現実の雨は、はっきりと見えないものだなぁ。
過去の2回の雨の幻覚の後にも、実際に雨が降った。雨の気配を画像化していたのだろうか。
福引きは大当たりだった。
8回引いて、ビール6缶、洗剤、トイレットペーパー、買い物券1000円分とポケットティッシュが4コ当たった。
今年の運の使い切りだろうか…
一夜明けて、肩がだいぶ痛む。
勝手口の土間に仕掛けた鼠取りに、仔鼠が1匹掛かっている。
今、私の不安は鼠の形をとるようだ。
(…あ、非合法な薬物とか使用したことないですよ)
宙を走る白く透明な雨粒。
顔や手に当たって冷たい。
仕方ないスケッチは延期だ。商店街の福引きにだけ行っておこう。
傘を差して遊歩道を歩き、駅に近付くにつれ人が増え…
ふと違和感を感じた。
私以外誰も傘を差していない。
傘を除けると確かに降っている。
しかし気付いた。
雨の音がしない。地面も傘も濡れていない。
なんだ幻覚か。
このパターンは3回目である。
制作に入り込んでいるとき、特にイメージ画(=私にとっては、写生でなくモチーフを脳内でいじくって描く絵)を描いているときに、よく幻覚がおこる。
それは、具体的な形を持たないイメージを具体的な形として出現させる作業なので…
脳が「なんでもとにかく画像にするモード」に入っているのだろう。
今、知覚世界が賑やかだ。
視界を突然光の帯が走る。
白い粒子が塊が跳梁する。
空一杯に光の粒子が羽虫のように飛び交う。
夜空には定点の星と、明滅しながら降る星。
いる筈のない場所に見知らぬ人が動物が佇む。
(台所に横たわる肥大した豚)
歩く自分の足下の影が鼠の形を取り数歩走って霧散。
身近で鼠の走る音が止まないと思ったら自分の右肩の関節から聞こえていた。
(これらすべてが同時にあるわけではない)
(どこまでが皆と共有の知覚で、どこからが私だけの一時的な知覚かは、わかっている)
目を閉じると龍が泳ぐ。
モチーフの枝を観察するとき、絵に向うときは、至って安定した「普通の」視界である。
安心する。
夜、煙草を買いに外に出たら、道が濡れていた。
降っている。
現実の雨は、はっきりと見えないものだなぁ。
過去の2回の雨の幻覚の後にも、実際に雨が降った。雨の気配を画像化していたのだろうか。
福引きは大当たりだった。
8回引いて、ビール6缶、洗剤、トイレットペーパー、買い物券1000円分とポケットティッシュが4コ当たった。
今年の運の使い切りだろうか…
一夜明けて、肩がだいぶ痛む。
勝手口の土間に仕掛けた鼠取りに、仔鼠が1匹掛かっている。
今、私の不安は鼠の形をとるようだ。
(…あ、非合法な薬物とか使用したことないですよ)
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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