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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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上野の森美術館大賞展、昨日で終了。
本日搬出。
一人ではどうにもならんので赤帽に依頼した。


只今虚脱中。
この絵を巡っては本当にたくさんのことがあり…


しかし六畳間に100号は大きいな。嵩張るな。
どうしよこれ…



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お越しくださった方へ。本当にありがとうございます。

まだまだ途中なのだけど、精神的に情報過多でわけわからんよ。頭悪いんだよ。

魂がこう、エクトプラズマみたいに半分逃げかけてる心地です。
きっと今、風船みたいに魂浮かせながら歩いてます。
頭が悪くなってて文章が纏めらんないよぅ。

展示、見応えがあります!

32才になっちった。

明日、11頃に上野に行きます。
祖母と一緒なので、いつまで居られるかは未定でございます。
知恵熱が下がったので散歩に出た。
神社の境内にある大きな楓の幹を、芋虫が這っていた。
新緑と同じ色。
なんとも鮮やかな生命力がなんとも有機的にうねり登ってゆく様に、暫し見とれた。


新緑の中を黒々とうねる幹。
動の葉の中の静のうねり。
その上をうねる、圧倒的な動の新緑色。
くらくらした。
生命力、てのは圧倒的に美しい。




P2009_0504_130153.JPG



















荒幡富士(明治に作られた人造富士)に登り、雑木林を眺める。
葉のそよぎ。生命力の膨大なうねり。
子供が走っている。その声。
新鮮な生命体は美しい。

P2009_0504_130823.JPG














あの膨大な葉の一枚一枚にはあの素晴らしい葉脈が通っていて、幼子のあの小さな指先のひとつひとつにまでくまなく毛細血管が巡っているのだ、と思ったら、涙が流れた。
神様は手を抜かない。


(どうしてそんなに描き込むのか、と聞かれることがあるのだけど…
私の目にはすべての枝が等しく重要に見えるのだ。
どれを省いてどれを省かない、という基準が全くわからない。
すべてが存在してこそ美しい。
明日から上野の森美術館で展示される絵は「光へ」というタイトルで、桜の枝をひたすらに描き込んだものなのだけど…
春先の枝が一心に光を求める掌に見えて、「光が欲しい」という祈りを描いたつもりで…
この世に、疎かにしてよい枝も、掌も、命も、祈りも存在しないと思うのですよ)


雑木林を歩いたら、体内の風通しがよくなる心地がした。
やっぱりこの世は美しいな。
あぁ。早く描きたいな…


P2009_0504_133043.JPG















風流絶佳展、昨日が初日。
本日は知恵熱で終日へばり。


昨日はぎゅうぎゅう混み混みでした。
新生フリュウギャラリーに拍手拍手。
現在の自分が幾分引きの視点から見え、課題も見え、勉強になったです。


…いゃしかし、在廊する、て楽しみな反面どうにも怖くて。
制作中の精神状態ではろくに日本語を喋れないから、展示期間中は「絵描きの私」を封印するわけで。
すると、なんつぅか、目が覚めたら混み合った交差点の真ん中に全裸で立っていたとしたらこんな感じかな、つぅか、寄る辺ない心地つぅか、毛布を取り上げられたライナスや殻を剥かれた海老はこんな心地かなって…
(だから毎回素面じゃいられんのです)
(つっこみ待ち)


そんなむきえび状態で、来てくれた友達が心底嬉しく、ここぞとばかりに甘えきって生命力を回復する。
…ぃやあの、趣味や遊びでなく職業として絵描きを志す場合、それは決して夢ではなく現実なわけで。
情ではなく結果。経済問題が重大なのです。
しかし、 私にとって描くという行為は、どうにも寄る辺なくやわらかくどうしてよいかわからない部分から立ち上がってくるわけで…
今だけはそのへん取っ払っちゃえと自分に許し。


たぶん今私はエアポケットにいるのだと思う。
ひとつの季節が終わって新しい季節がはじまる、その狭間。
感謝と意志を持ってこの期間を過ごそうと思う。
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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