告知頁

個展の告知頁を作っていただきました。

http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT133/tamagawa.html

 

 

コンセプトに書いて改めて思い出したのですが、描き始めたきっかけは葛飾北斎でした。

十年前、お土産にいただいた肉筆画の絵葉書に衝撃を受け、小布施の北斎記念館へ出掛け…

小町図屏風の前で大泣きして床を濡らした記憶があります。

その時に、「北斎みたいにかっこいい絵を描きたい！何を捨てても惜しくない！」と発心してしまい。

目の前に「無限に続く一本の絵の道」が見えたような心地がして、歩き出さずにいられなかったのですね。

阿呆なので後先とか考えません。

阿呆なまま十年歩いて来ちゃったよ！

 

 

改めて画集を見直して…やっぱりいいなぁ！好きだなぁ！

わかりやすく、痛快！上手い！几帳面。

私にとってのヒーローですね。

（ちなみに文章のヒーローは内田百閒です）

 

 

そんなこんなで、気付けばもう来月か！ひぇぇ…

龍をもう一点描きたいなぁ…

いや待て落ち着け私。いろいろやることがあるだろう…

「やりたい」と「やらなきゃ」の狭間でいろいろとっ散らかる今日この頃。

 

DM。それとエロ。

DM刷り上がりましたー！












ただ今ちまちま宛名書き中。
いやしかし。
七年振りの個展であり。
体を壊して引きこもっていた時期もあり。
というか、何年も「心のお山にこもっていた」ような状態だったしな…


会場の方に「皆さん大概500枚刷る」と聞いてそうしたのだけど、刷り過ぎたかも知れません。
そぉいや私、友達少ないんだよ！(^-^;


…それでも、「楽しみ」「力になるよ」てお声もいただけて、喜び悶えております。
とにかく楽しんでいただける展示にしたい！




…そうそう。ひとつ前に書いた「エロ」と「下ネタ」について注釈です。
エロ、エロス、リビドー…＝生命、生産、生への衝動、であってほしいなと。
そのような力を持つ作品に憧れます。
また、熟練による「作品の色気」とか。


例えば、黒沢明監督の「羅生門」を初めて見た時、
「うわぁエロ！画面全てがエロ！木漏れ日も雨垂れもすげぇエロい！すげぇ！」
て驚いたのですが…
「迸るような瑞々しい生命力」と「完成度の素晴らしさ」なのでしょうか。
映画だと、鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」(を筆頭に大正浪漫三部作)、アレクサンドル・ソクーロフ監督の「ストーン」(を筆頭に全作品)も「すげぇエロい！」て思います。


CDと映像でしか知りませんが、故立川談志師匠の噺は「どエロい！」て思います。
宮沢賢治もエロいと思います。
私のヰタ・セクスアリスは「光の素足」です。
能楽もエロいと思います。
「秘すれば花」最高！


…そいでね。あからさまな「下半身事情」的なものが苦手なのです特にこの頃。
お願いだから秘してください(泣)
まぁその。そろそろ本当に「若くない」てことですねぇきっと。


(ああでもね。いわゆる「セクシー」て好きですよ。
以前知り合いの方に連れて行っていただいたボンテージバーにて網タイツを穿いた方のお尻を拝見し、「おめでたいなぁ！」て感心しまして。
「五穀豊穣」「大漁旗」などの単語が頭をよぎり、柏手打ちたくなりました。ぽんぽん。
網タイツのお尻は縁起物だよ！）


…そんなこんなで。
あの、もし私のエロ観に同意してくださる方いらっしゃいましたら、私とお友達になってください(もじもじと右手を差し出す)




…て、あぁぁ！DMのこと書こうと思ったのについついエロを語ってしまったよ！

ちまちま

ここしばらく文章を纏める余裕がなくて…
ツイッターに投稿したもの＋少し。


12月21日
お医者さんに指を鍛えて手先の血行を促進するように言われたので、真面目にボールにぎにぎしていたら…手の甲に力瘤が出来ました。



















24日
珍しく机周りの片付けなどしたら、昨年の黒豆甘納豆が6粒出てきた。母に「サンタさんからのプレゼントかなぁ」と言って見せたら、「冷静になれ」と肩を掴んで揺さ振られた。ちょっとしたジョークのつもりだったのに…
(↑この頃だいぶ消耗してた)


1月11日
十数年穿いていたジーンズが老朽化で崩壊したため、意を決して新宿へ。約十年振りに千円より高い服を買った。疲れた…。異世界だったよ死ぬかと思ったよ。服の買い物、あと十年はしたくないよ(T_T)


18日
なんだか最近、下ネタが苦手になってきた。年食ったせいかしら…油もののように疲れてしまうよ…

(↑に対して友人から「エロ成分を含まない玉川は炭酸の抜けたコーラのようだ」というお言葉を賜りました。や、エロは好きよ？
…というかそんなに大事だったのか！私にとってエロは！そうか…心を入れ替えよう。エロに対して！)


19日
バーゲン中の新宿ルミネに迷い込んでしまった。ヌーの群れか？此処はサバンナなのか！？

所沢に帰りたいよぅ…


20日
人生初ヒートテック着用。へぇぇ。暖かいですね。スーパーで買った肉色の肌着よりも便利ですね。へぇぇ。



そろそろ個展の準備を具体的に始めなくてはならんなぁ。
夢幾夜の小冊子、作りたいなぁ。

絵について思う。

私は「絵」というのは「とにかくものすごくいいもの」だと思っている。


何処か…例えば天上にでも、巨大な素晴らしい「絵」というものがあって、私は時々幸せなことにその一片を分けていただき、自分の中でそれを育て、作品として生み出すものだと思っている。なんとなく。


描く人の数だけ絵があって理由があって意味があって…その全てが素晴らしいと思う。
好き嫌いはあるけど。
好き＝良い、は有りだけど、嫌い・苦手＝悪い、は違うと思う。


制作は決して楽しいばかりではないけれど、「作品が生まれる」て本当に素敵なことで。
苦しみでなく喜びを叫びたい。
プラスのエネルギーを発信したい。
アートは人を元気にするためにあってほしい。


…そんなこんな。
深夜自室にて焼酎片手にもの思ったらば際限なく泣けてしまった。
だって。好きなんだよ！絵が！


本気で描き始めて十年目であり、それなりにいろいろなことを思ってきたけれど。
個展を前に今、改めて自分の心の内を覗いてみると、どうにもこうにも堪らなく「絵が好き」だ。


…このようなことを言っていると「頭の気の毒な人」と見なされる場合があるのだけれど。
仕方がない。
実際にそうかも知れない。
それでもどうしても、現在の私にとって絵は「こういうもの」なのだ。
「絵」に対する敬意を失ったら、何かとても大切なものが見えなくなってしまうような気がする。
「天上からの一片」をいただけなくなってしまうような気がする。
見下したければすればいいよ私なら人を貶める暇があったらその分描くけどな！


…そんなこんな。
とにかく展示してみよう。
言い訳はせずに現在の最善を尽くそう。
そしたら何かしら見えてくるだろう。


(…ああやはり。緊張しておるなぁ)

(no subject)

なんだかね。
ここのところどうにもこうにも気合が入らず難儀しておったのですが。
この二日間は以前お世話になった方の訃報にがッつりと落ち込んでおったのですが。
本日、底を打って新たな気合が湧いてきたような心地がします。
故人がくださったパワーだな！
描くぜーー！！