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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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つぶ貝を塩茹でにしたら、ヤドカリが混ざっていた。 





鋏の出方がなんか、断末魔、て風情である。
ぐるり取出し。


200806072157000.jpg 













食したら、癖がなく柔らかく…
(海老+蟹)÷2-根性、てな味わいであった。
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ひとつ前の日記の最後から2行目、「時計仕掛けのオレンジ」に関する文章を一部修正。
すんません(平伏)
作品紹介としては元の表現が正確なんだけど、自分のブログにその3文字が存在するのは絶対に許せん。


本当にね。性犯罪者は悉くきッッッつきつに裁かれればいいよ!!
対j児童とか、本当、一生涯きッッッッつきつだよ!!!!!
しばらく制作時にはコーランのCDを聴いていた。
なんだかこの世に絵と自分しか存在しないよな、禁欲的蜜月つぅかそんな気分になれて心地よく。
(たぶん私にとって絵=神だから)
しかしこのとこ、なんか違う、そろそろ違うものが欲しい、と感じはじめ。
(コーランに本気で向き合い真摯に対話したら、それこそ無限の恩恵を賜るのであろうが…
今はそれを出来ない。半端で我儘な鑑賞者である)
急に無性に「第九」を聴きたい!!と思い…
(今まで音楽にもクラシックにも縁が薄く、知識も経験も殆どないのだが)
(ベートーヴェンって肖像画が強面な人、深夜の音楽室で動いたり…
第九って年末の風物詩、て程度のなんとも稚拙過ぎる認識であったのだが)
ツタヤにて「決定版 ベートーヴェンのすべて」という初心者向けおいしいとこ採りのCDを借りた。


聴いて驚愕。
たまげた。すげぇ!!
なんてすんばらしくすんげぇのだろうか。
知らずに死なんでよかった。
全身の細胞が血液が沸き立つようだ。


第九の合唱部分に、繰り返して聴く度、声を上げて泣き噎せてしまう。
荘厳な演奏が静まり、ベートーヴェン作詞の

ああ、友よ、このような音ではなく、もっと快い喜びに満ちた歌を歌おうではないか

との男声が響き、そして有名な合唱・シラーの詩 


もろびとよ、この全世界を包むくちづけを受けよ


と続く。



当たり前なのだが、桜の枝のうち、陽光を目指さないものはひとつもない。
(枝とは光・水を集めるシステムだから)
冬から早春にかけての枝が、無数の掌が一心に切実に全力で光を求めているように見え、私もどぉにも光が欲しく、描きはじめたのだが…
(しんどいことが重なってわけがわからなくなり、ちくしょう死ぬ気で描いてやる!!と自棄を起こしたのだ)
機が熟すと蕾は一斉に花となって咲き誇る。
木が一年間、また樹齢の分だけ蓄積してきた生命力の、劇的な発露。


ふと、光=生命力=歓喜、でもあるかもな、と思った。
私の内で何兆と明滅し、動脈から毛細血管から静脈から駆け巡っているのは、まさに光で歓喜であるのかも知れない。


(15年前の私であったら、今更またそんなベタを、とか笑うのだろうが…
まぁ、頭ぽんぽんしてやろう。
お子さまにはわからんのだぜ~~♪)


ここのとこ心身の連携が崩れ、思うように動くことが出来ないのだが…
少しずつよくなるだろう。
大丈夫。
私はこんなに生きているし、この世にはこんなに素晴らしく美しいものがたくさんあるのだ。


素晴らしい作品は、知識や経験がなくても、魂に直に触れてくるものだなぁ。
や、本当、問答無用でかっこえぇわぁ。


(そぉいや「時計仕掛けのオレンジ」の主人公はベートーヴェンファンだっな。
セックスと暴力とベートーヴェン、だったかしら?
そぅそぅ第九だ!)
絵の中で私はどこまでも果てしなく自由である。
不自由を体験してこそ自由がわかる。
それはすんばらしいことだ。
絵から自由になるには仕上げることだ。
すんばらしく単純なことだな。
祖母は現状を受け入れはじめたようだ。
髪を染めるのをやめ、攻撃的な言動も減り、随分と穏やかな顔つきになった。
時折びっくりするくらい素敵な顔で笑う。
こういう祖母は大好きだ。


80を過ぎても「女」であろうとしていた人なので…
吹っ切れて楽になったのではないか。
精神と肉体が一致しないのはとてもしんどいことだ。
病院に行く気にもなっているらしい。
叔母と連携プレイで、制作が落ち着いたら私が付き添うつもりだ。
祖母の鍼灸院・家と土地・金銭問題も、落ち着くところに落ち着くだろう。


月のものがきていたので、思い切って3日間休んだ。
したら、幻覚がなくなった。
いつの間にか生活の一部になっていたなぁ…
幻覚のない暮らしって、なんて平和で楽なんだろう。


絵。あとはバランスだ。
不足なく。描き過ぎず。
慎重に。誠実に。誠実に。誠実に。
ここ2年ほど感じていた、自分に対する違和感。居心地の悪さ。
…決定的に余分なものと足りないものがあるような。どこかでボタンを掛け違えているような。
その正体が見えつつある。


ひとつの季節の終結が近い。
それが大団円となるように…
とにかく誠実に、誠実に。


大丈夫。
ふと気付けば、木々は青々茂り、地では花がたくましく咲き誇っているわけだ。
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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