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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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壁画を描きに、千葉県行徳へ通う日々。
埼玉県の自宅から片道2時間。
なかなか遠く、読書が進む。


行きの東西線にて、南砂町と西葛西の間、荒川を眺めるのが楽しみである。
街並を割って広がる、静かに光る川面。
こんなに沢山の水があってしかも常に動いているって、なんだろう、なんだか、心強い。


帰りに池袋駅のキオスクにてあたりめ食べ切りパックを購入し、西武池袋線内で読書をしつつ食むのが日課になっている。
毎日ひと袋食んでしまう。
食まずにいられない。
食んでいる間は意識があたりめ一色になって安心し…
…私は現実逃避をしたいのかしら。



絵のなかに陽が差しつつある。
大丈夫。
直に朝が来る。
毎日毎日朝は来るし、何処かしらかに陽は差しているのだ。
大丈夫。
此処にこうして居たらよい。
すべてでなくても何かしら、確実に、既に、此処にある。


完成が近い。
興奮しちまって眠れねぇ…
蟻走感まで出てきたよ。
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夜明け。暁。迎光。祭。

待ち侘びた光に、歓喜する枝。安堵する枝。戸惑う枝。歓喜する枝。…

そんなテーマが見えてきた。

涙が止まらない。



大丈夫大丈夫大丈夫。

とにかくとにかく描くことだ。

完成は、確実に、近付いている。
制作中に発作が起こる。
(異変を感じて脚立から降りておいてよかった)
出勤されてきたマスターを驚かせてしまった。
(すみませんお世話になりました(涙)


夏からたまに、動揺したり負の感情が高まると、スイッチが切れたように体を動かせなくなってしまう。
とりあえず脳に異常はなかったのだが…


人前で起こしてしまったのがショックである。
気にし過ぎるのはよろしくなさそうだが、放っておくのもよろしくなさそうだ。
一度診察を受けに行こう。
記憶の中の、陽光の中の、枝を描きたい。


「光へ」の制作は、自分自身の闇の部分と徹底的に向き合う作業であった。
今まだ私は、その闇に囚われているのかも知れない。


思い出せ。
夜空に黒黒聳える枝もあったが、陽光に溶け込みそうな枝もあっただろう。
強風に腕振り回し無言で耐え、幹の内にマグマのような生気を包んだ夜もあったが、雨と陽の恵みを受けて幸福に四肢を伸ばした朝もあっただろう。


思い出せ。
光があるから蔭があり陰があるから陽があり…
総合すると、この世はそこそこ素敵な処だ。


思い出し、描き、受け入れ受けとめ赦し赦され…
また新しい季節を歩き出せばよいわけだ。


季節は変わる。
夜は明ける。
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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