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玉川麻衣の作品、日記、展示等のお知らせです。  新しい作品はカテゴリー「ペン画1」に入っております。 個展 7月:八犬堂ギャラリー(京橋) 10月:ストライプハウスギャラリー(六本木)
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こごみとわかめのぬた。
こごみの先端のくるんて巻いてるところを開いて洗う時、ちょっとした罪悪感を覚えます。
ごめんねすぐ戻すからね?などと。



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自家中毒から回復。
怨霊の毒素が抜けたようです~。
ここ二日ばかり、全身が痛んでろくに動けなかったよ!
打ち上げられた難破船になったような心地だったよ!
やぁぁ。妖怪は危険だな!
でも好きなのだなぁ…


(先日仕上がった絵は、我ながらキモチワルくて見たくないです…妙なもの見せてごめんなさい…(^^;


描きながら思ったのだけれど、物語上の怨霊たちは、例えば負の感情を纏って舞う巫女であるのかも知れないなぁと。
読み手のそれまで引き受けて昇華に導いてくれる、負のヒロイン。
誰しも負の感情・どす黒い部分を持っているけれど、それを解放するのはなかなかに難しいわけで…
例えば仏教の六道は人の心の地図模型であると思うのですが…
人の心は神仏を求めるのと同じように魔物も求めるのかなぁと。
(エロスとタナトスのように)
格好いい魔物を描きたいなぁ!


(エロスとタナトス、美と醜…対称的な要素は、それぞれを突き詰めてゆくと却って混ざり合ってゆくことがあると思うのですね。
きっと魔物も聖性を帯びるし、神はしばしば悪魔よりも残酷だし)


今のところ、私にとっての神仏…プラス方向への祈りは、木の絵であるのかも知れません。
次は木を描こう!
六根を清浄しよう。
そしてもっと体力つけよう!
体力気力精神力画力…いろいろ鍛えて、また妖怪に挑もうと思います。
昨日昼前に絵が仕上がり。
一息ついて準備体操などして次の絵に向かい「いざ!」と力んだところでぱったりと倒れてしまい。
目が回るやら全身が打ち付けたように痛むやらで動けなかったよ~。
今日もあまり動けないよ~。


昨日今日とうなされてしまいました。
深夜に酷い神経痛で目が覚めて、微睡むと、歯がぽろぽろと抜けてゆく夢やら、髪がずるずると抜けてゆく夢やら…
今朝方絵を梱包して仕舞ったら、その後安眠出来ました。
ただ今自家中毒中。


妖怪関係を描くと変に消耗するのです。
絵は生命力を使って描くものだ、と思うのだけど…
木を描くと、目と手と神経が物理的に擦り減る感じで。
龍など神獣系を描くと、物理的な消耗は木ほどでないけれど、魂が薄くなる感じで。
(以前、初献血をした際に何の相談もなく400cc採られてしまったのだけど、(そんなに頑丈そうに見えたのか!)その時の目減りしてゆく感覚に似ています)
妖怪係を描くと、物理的消耗は神獣系と同程度で、でも魂が…鋭い爪でガリッと毟り取られるように消耗します。
怪我をするみたい。


妖怪はあまり描かない方がよいのかも知れないのだけれど…
構図として思い付いてしまうと、描かずにいるのが辛く…
制作、という形で対決しないと食われてしまうような心地がするのですねぇ~…


制作の余波で未だ軽く電波状態。
ひとまず休んで、また体力作りに励もうと思います。
制作やイメージに負けない生命力を!
次は、木を描いて無心になろう…




F4号「やれうれしやあの人を」
小泉八雲「死骸に跨る男」へよせて。
(クリックで拡大します)


夫に一方的に離縁された女性が怒りと悲しみで亡くなるのですね。
恐れた夫が陰陽師の助言に従って、俯せた死体の背に跨って長い髪を両手に巻き付けて持ち…
すると夜中に死体は夫を八つ裂こうと蘇り、夫を探して一晩、背に乗せたまま走り回るのですね。
奥さんのワイルドさに惚れた!

(ブログ内の画像の無断使用をお断りします)
プロフィール
HN:
玉川麻衣
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1977/05/08
職業:
絵描き
趣味:
酒、読書
自己紹介:
ペン画を制作しています。 詳しくはカテゴリー「プロフィール」よりご覧下さい。

連絡先→tamagawa10@hotmail.com
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