狼図！

P6「月の道」

異界の門と守護者たち。 三峯神社のあの辺り。

これは正月の展示用です。

蛙もいるよ。




この絵は鳥居の向こうの奥宮へ登って行くイメージで描いたのですが… 昨夜はこの絵の中を下山する夢を見ました。 長い夢で 、途中で目覚めてもすぐに引き戻されて、鳥居を幾つもくぐって空が白み始めるまで続きました。 狼たちは静かに佇んでいました。

仕上げてから二日、頭と体が痛くて重くて寝込んでいたのだけど、下山して目覚めたら今日はすっきりです

地獄～

M10「地獄太夫」



聞きしより見て恐ろしき地獄かな しにくる人のおちざるはなし 　（一休禅師　地獄太夫）

地獄太夫… 室町の遊女。
武家に生まれるが幼い頃に山賊に捕らわれ、美貌ゆえに遊里へ売られ…このように不幸が続くのは前世での行いが悪かったのだろうと、自らを地獄と名乗り地獄変相図を纏ったのだそうです。 一休禅師と師弟関係。

「五尺の身体を売って衆生の煩悩を安んじる汝は邪禅賊僧にまさる」（一休禅師） 地獄太夫はカルマの浄化を願う行者であり、地獄に降り立つ菩薩なのではないかしら。 そして亡者にもてもて♪（これは趣味です）


いつか描きたいと思っていた地獄太夫、地獄絵図…
やぁぁ楽しかったけど疲れた……(*-*)
細部にいろいろこだわったので、後日解説します～～

妖怪図！

F４「骨女 4」

きっと大丈夫。 まだ、きっと、大丈夫。きっと…

「牡丹灯籠」のお露さんは一体どんな気持ちで恋人の元に通っていたのだろう、恋人の家にお札が貼られていた時どんな気持ちだっただろう、て気になるのです。

狼小品三つ

F0「夜の底より 3」




F0「月の路 2」




S0「Base」




形は変わることがあっても揺るがない。失われない。

狼小品

F0「唱和 呼 2」「唱和 応 2」








私たちは、同じ空のもと同じ星を眺めている。